増幅される怒り | カウンセラー しんのブログ

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神奈川県藤沢市辻堂で心理カウンセラーをしています。僕が日々感じていることを、時間のあるときに、ゆる~く書き連ねていこうと思います。

あまりにも許し難い、理不尽な事をされ続けたという事実がある中で、二者関係が破綻・終結した後、一人で振り返った時ハッキリと芽生える、憎悪、嫌悪、恐怖、悔しさ、怒り、こういったものは相手にぶつけないで自分の中で循環させているうちにどんどん増幅されますね、行きつく先は殺意にも似た感情・・・・・という事もその人の性格によってはある、まあ、僕はこういう流れは当然だと思っていますが。
精神的身体的支配から逃れた後、我に返った時に芽生える感情でもあります。
とにかく吐きだした方がいい、一回吐きだしただけだと感情が想いが強化されるだけでしかない場合もありますから、それは共感される事によって自分は間違っていないという想いから勇気すら湧き上がって、その効果として怒りが強化される訳ですが、そこで満足してしまうとどんどん怒りが増幅されていってしまう場合もあるし、それはとても危険な事。
だから、何度でも、徐々に怒りが薄れてくるまで何度でも、吐き出すのがいい。
煮えたぎる怒りを薄れさせるのには時間がかかりますからね。
100日、1年、3年、7年・・・・・なんか法事みたいですけど、この必要期間というのは僕の実感として、その間にも勿論別のポジティブな経験を重ねつつ。
怒りを向けている相手には二度と会わない方がいい、せっかく薄れつつある怒りが再燃しますから・・・・・・そこで再燃した怒りは瞬発力を伴った、報復に接続される可能性すらあるのでしょうし、自分の正当性は確信出来ている訳ですから、そういう事になるしかないのですね。