はい、1月なのに去年のクリスマス(笑)
毎年私はクリスマス時期、シュトーレンを焼いてお世話になった方や友人たちにプレゼントする、ということをしています。
でも一昨年は娘の出産直後でパン焼きができず、2年ぶりの大仕事。
ただ今1歳、絶賛後追い中の娘を振り払って作業を遂行。
涙、鼻水、よだれでグッチョグチョの顔した娘は泣き疲れて床に突っ伏し、そのまま昼寝。。。(うちは床暖房もないつめた~い床)
ああ娘よ許せ、と心の中で詫びながら、冷徹に作業を進めました。
そう、シュトーレンはベタつく生地を成形したり、焼きたてのうちに溶かしバターを塗ったり、そのまま粉糖をまぶしてラップでくるむ、というめんどくさい一連の作業があるのです。一度始めたら終わるまで手を止められない!両手が粉だらけ!十数個とか20個をまとめて作るとなると、それはそれは大変なのです。
娘を泣かせて何とか仕上げまで終わり、ほっとしたのもつかの間、今度はラッピングというさらなる面倒な仕事が。
ここで今度は息子が騒ぎ出し、テーブルが滅茶苦茶散らかってるのに夜ご飯を食べさせないといけない時間になり。。。
子どもが小さいと乗り越えないといけない壁が何十と現れ、なかなかゴールにたどり着かないという心境になります。
もっと簡単なものでも、なんなら買ったチョコとかお菓子とかでもいいじゃないか、と思います。もちろんいいんですよ。
今の時期は子どもたちと向き合った方がいいというものもちろんそう。
でも、でも、それでも。
私はやっぱり、誰かに感謝やお礼、労い、いたわり、それらを全部含めて愛の気持ちを届けたいのです。
今年はまだベストコンディションではないけれど、作れる状況だったので頑張った。
「ママ、こんなにたくさん。誰にあげるの?」息子が聞いてきます。
「○○ちゃんと○○さんと、あとは。。。」一人ひとりを思い浮かべながら息子に教えます。
母親がクリスマス時期(に限らずいつも、となりたいが)大量のパンを焼いては郵送したりプレゼントしたりしていた、クリスマスとはそういうものだという記憶が彼に残ればいいなと思います。
願わくば、私の子どもたちにも同じように、クリスマスには誰かに何かを与えたいと感じるようになってもらえたら。