さよならヴィンティン | RFonline インタビューwithバーサーカー

さよならヴィンティン

クリスマス前の課金更新の際に一人の友人がいったんノヴァスから去ることとなりました。 OBから共に最前線をはってきたバサカの先輩であり後から遅れて歩いてくる俺にいつもヒントをくれたヴィンが引退濃厚の休止宣言をしていきました。
 
OBの開始は2鯖のコラでスタートしたはずが、一歩遅れて1鯖ベラで合流。 効率の良い熟練上げをつねに模索しながらヲリ仲間のスルスルと追い抜き皆に一目置かれる存在になっていきます。
 
しかし彼は効率だけを追い求める効率人間ではなく、中身はおっとりした性格、気を使いギルドの仲間とつるむ事を何よりも大切にするカワイイ性格の奴でもありました。 俺と同じ夜更し組みでしたのでPTにPITにPKに戦争にいつでもつるんでいたのが昨日の事のようです。
 
アプグレマニアでした。 燃やした武器は数知れず。 燃やした防具も人知れず・・。両手ヲリ、とくにバサカの宿命でしょう。 40>45までに一切の攻撃力があがらないバーサーカー。 頼るものは不確かな武器のアップグレードです。 ノーマル武器の強化で得られる恩恵では「攻撃力だのみの」のバサカには限界があります。 そんなリスクがインテへのアプグレへと繋がるのですが彼も果敢にチャレンジしておりました。 手元の金が無くなるまで強化を続け金がなくなると金策へ・・それが彼の日常だったかな。
 
チャレンジ精神旺盛も旺盛でした。 40の転職後、速攻でチャレンジしてた二人でもPITボスアタック。 最終的には4人でのアタックとなりましたが彼のPITは所有欲よりもチャレンジ精神が前面に出ているので無理無謀の類もありましたが俺は好きでした。 
そんな彼がいつしかバサカを諦めてマイラに転職しましたが、イダーで組むと派手でマイラも凄いぞと思わせてくれるFAをしてくれます。 1鯖のベラートには素晴らしい硬さのマイラさんが沢山おります。 うさギルティ、燕無銘ちゃん、psyforceさんなど一人でホワイトホールにほおりこんでも死なないような人がおるのですが、付き合いも長いこともありますが「うさギルティ」そして彼を目標としていた「ヴィンティン」この二人のマイラのFAは硬くて、安定して、それでいて派手で俺の大好きなFAマイラです。
 
ある日イダーでクエの手伝いをお願いしたときに、ポツリと引退をほのめかされました。 
いそいで突っ走ってきた分疲れもでたのかなと、寂しさが大きいのですがひきとめる事も出来ません。 だって本人が択んだ事だからね。
 
そして、課金切れの前前日、彼からのお願いが言い渡されます。
 
「カリアナプリンセスにチャレンジしたい」
 
イダーに生息する唯一のPITボス。取り巻きは大量のカリアナのクセものです。 彼の願いはそれに参加するメンバーを
 
「トルキア騎士団、こたつ家族、つきあかりで行きたい」との事
彼のOBからの仲間たちが所属したトルキア騎士団、そしてそこから別れてできた2つのギルド。 バラバラになってしまった仲間もいるなか最後は皆と一緒にやりたいと言うのがヴィンのお願いでした。 かなり無謀に近いチャレンジですが、彼の気持がわかったので「つきあかり」は2つ返事でOK、てかダメって言われても俺は行ったと思うわ。
感情的な相違のあったトルキアとこたつ家族も「ヴィンが言うなら」って事で了承。 皆に愛されてきた彼の為に無謀ともいえるプリンセスへのチャレンジが始まりました。
 
開始時刻にINしている人数もそんな多いわけでは無かったのですが3ギルドが一同に会します。 そしてプリンセスのいる「魅惑の地」へ集合。
ヴィン1  
「倒せるの?」
俺は倒せなくてもかまわんと思っておりましたが、そうでなかった方も多かったようで・・。 阿鼻叫喚の地獄絵図のチャレンジ。 上手く取り巻きをマイラにあつめても周囲にポップするカリアナアーチャーに外側からPTが切り崩されます。 2回、3回とアタックしてついに断念。 まぁやるだけやったよ。 ミッションコンプリートじゃないけどね。 事情の説明をよく伺ってなかった人がデスペナに萎えて怒りの撤収を開始、ちょっと後味が悪い結末。 PITをチャレンジとみるか、安定した収入源と見るかの価値観の違いが生んだものでしょう。
 
翌日まだヴィンはINできる様子。 おそらく仲間や友人に挨拶なんかして歩いてると思ったのでこちらからはあまり声を掛けずにそっとしておく事に。
しかし世話焼きの桜が登場。 昨日の後味の悪さを払拭するバカ騒ぎを最後にやろうと提案してくれます。 トルキアとつきあかりでPTを組んでのハラム侵攻開始!
ヴィン2  
ヌメロス>ハラムとフルPTのPKPTが暴れまわります。 良いだけ沈黙で沼で暴れるとハラムの街前は案の定すごい人だかり。 はなから玉砕覚悟で暴れまわります。 そして一人倒れ、また一人倒れてっとPKPTは終了。
 

ヴィン3
HQのポータル前で覚めやらぬ興奮を語り合っていると、ヴィンがつぎつぎと装備を外していきます。
「ああ、ついにこのときが来たか・・」
一番お別れを実感させられる遺品分けの時間・・・。
 
そして装備を譲って去ると言う事は戻らない為の決意。
 

自分に手渡されたのは41の近接防具のフルセット。 自分の使っていたノーマル品とは大違いの強化されたインテ品。 とんでもない高価な魂を受け取りました。 簡単いつも破れてしまうヘタレな前衛の俺。 あるPTではその紙装甲上にマイラから笑われる始末。 バサカ故の限界を理解してくれる彼からの最高の贈り物です。 それでも破れる俺ですがこれで皆を守るよ。って思わせてくれました。
 
HQの屋上で記念撮影。 エルフとヴィンがOBの終わりも終わりもここだったねって語り合ってます。 簡単な雑談のあと、別れの挨拶をしてフッと彼は消えていきました。
 
さよならヴィン。 俺の先輩であり目標であり愛すべき友人やったヴィン。
俺はまだここに残ります。