「プロが教えるペット撮影術」 読売生活情報誌リエール(6) 2009JUNE
フォトグラファー 久保輝洋さん
室内でのペット撮影では、基本的にカメラのフラッシュ(発光)は使いません。光に驚いてしまうし、ペットの目にもよくありません。できあがりも明暗が強すぎる写真になってしまいます。
カメラのフラッシュをオフにしておきましょう。
室内でフラッシュを使わない場合の問題はブレやすいこと。今のカメラは暗いとシャッタースピードが自動的に遅くなり、手ブレを起こしたり、ペットが少し動いただけでブレてしまいがち。
できるだけ天気のいい昼間に、太陽の光が差し込む部屋で撮影しましょう。室内照明もつけておきます。
カメラは両手で持ち、ひじを体につけて撮るようにしましょう。
それでもブレてしまうときは、カメラの「ISO感度」設定を800ぐらいに上げるとうまく撮れます。
じゃれたり眠っていたりと、リラックスした自然な表情を撮れるのが室内撮影のよさ。シャッターチャンスも多いですよ。
久保輝洋さんのホームページ
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