(38)奇跡の生還!?
米国のニューメキシコ州、アーティジャーに住んでいるブラッチャー家のみんなは、しょげかえっていました。
愛犬のブラウニーを、ママが車ではねてしまったからです。
一家は、ブラウニーを近くの野原に手厚く、葬りました。
翌日、外出先から戻ってきたブラッチャー家の人々は、玄関ポーチを見て、びっくりしました。
そこには、全身泥だらけのブラウニーがいたからです。
どうやら、気絶していただけだったブラウニーは、土の下で意識を取り戻して、自力で這い出してきたのです。
すぐに獣医のところに連れていかれたブラウニーは、その後、順調に回復しました。
家族は、ブラウニーがはねられたときに、3歳のトビーだけは、「死んでない、死んでない!」と言い張っていたことを思い出しました。
(参考資料)
「動物 ウソ?ホントの話」 ロルフ・ハリス他著 新潮文庫刊