(19)飢えた犬たち (イソップ寓話)


腹を空かせた犬たちが、向こうの川岸に浸っているけものの皮を見つけました。


そこで、犬たちは、川の水を飲み干して、向こう岸まで行こうと決めました。


皮にありつく前に、犬たちは、水で腹がはちきれて、死んでしまいました。


「欲に目がくらむと、危険も忘れてしまい、身を滅ぼす人がいる」