(5)ボランティア難民、ボランティアホリック
ボランティア難民には2種類ある。
ひとつは、やってきたばかりの頃に、するべき仕事が見つからず、ウロウロしているボランティア。
もうひとつは、ボランティア活動が終了したのに、もといた町に帰らずに、被災地で生活の面倒を見てもらうことになる人。
本拠地に戻れないボランティア難民になる人の条件は、
・ それまでの自分の生活に自信ややりがいをもっていない
・ 会社や学校をやめて、ボランティア活動に参加した
・ 被災地での活動で激しく感動した
ボランティア活動が終わってももとの現実世界に戻れない人を「ボランティアホリック」と呼ぶ。
ストレスが高じて心理的なバランスがとれなくなる状態を言う。ボランティア活動中は、体の疲れとともに、心の疲れ、ストレスも解消するように努めないと、普通の生活に戻れなくなる。