(1)ボランティアとして行くかどうかの判断


1. 被災地の自治体などに「ボランティアをしたい」と電話で連絡を入れてはいけない。
災害対策本部の電話回線が混雑したり、職員が応対に追われて、復旧作業の妨げになる。


2. ボランティアが必要になるのは、災害発生から2~3日後。
災害発生直後に必要なのは、救命・救援活動に必要な技術や経験のある人で、ボランティアを必要とするケースはほとんどない。


ボランティアを募集しているかどうかを、インターネットなどで調べる。

ボランティア派遣の公的な窓口になっている各都道府県の社会福祉協議会、日本赤十字社に問い合わせる。


地元のボランティアだけに限定していたり、すでに必要な人員が確保できている場合がある。現地に行けば何かあるだろうと安易に考えて、被災地に行くことはやめる。