(4)ペットのために用意しておくもの
住宅が倒壊するような大地震では、「人が逃げるのに精いっぱいで、とてもペットのものまでは手がまわらない」というのが本音。とにかく、人もペットも命が助かれば、あとは何とかなります。
一般的に言われている「ペットのために用意しておきたいもの」は次のようなもの。
1.フード
いつも食べているドッグフードや缶詰類。1週間分。
2.ケージ(クレート、バリケン)
ペットを運ぶときに移送用具として、また、避難所で一緒に過ごすと時のペットの居住スペースとして使う。普段からケージに入る習慣をつけておけば、中に入っていることでのストレスを軽減できる。
3.個体識別ができるもの(鑑札、名札、マイクロチップ)
災害時には行方不明になるペットがたくさんいる。飼い主のもとに戻れるように装着する。
4.ペットの写真(家族と一緒に写したもの)
5.慢性病で服用している薬
6.予備の首輪、リード、ペットシーツ、古新聞、タオル
また、「しつけができている」ことが、避難所で他の人や動物と暮らすときに大切だと考えられています。