健康食材「ラム」
脂肪を摂りすぎると肥満になるというのは、脂肪のエネルギー量が1g当り9キロカロリーと多いからです。
(タンパク質 4キロカロリー/g、炭水化物 4キロカロリー/g)
子羊肉=「ラム」は、ダイエット向きの食肉といわれますが、それには2つの理由があります。
1.脂肪の融点が高い (含まれる脂肪が溶け出す温度)
ラムの脂肪の融点は、44℃です。ラムを食べても、含まれる脂肪が体温では溶けにくいため、体内で吸収されにくいのです。
2.カルニチン(L-カルニチン)が豊富
カルニチンは、アミノ酸の一種で、体内の脂肪を燃焼させる働きがあります。ラムは、食肉の中でも最も多くカルニチンを含んでいます。
ラム 85mg/100g
牛肉 65mg/100g
豚肉 19mg/100g
鶏肉 8mg/100g
ラムを食べると、体内にカルニチンが多く蓄えられることになるので、同じ運動量でもより脂肪を燃焼させることになり、ダイエット効果が見込まれるのです。
また、ラムには、鉄分や亜鉛、ナイアシン(ビタミンB3)、パントテン酸(ビタミンB5)が豊富に含まれています。
鉄分は貧血予防に、亜鉛は皮膚炎の予防に効果があります。
他の食肉に比べて、群を抜いて多く含まれているナイアシンには、糖質や脂質の代謝を促進する働きとともに、皮膚病の予防効果もあります。
パントテン酸は、ストレスに対する抵抗力を強くする働きがあります。
デビフ・ペット ラムシリーズ