●添加剤
・再汚染防止剤(水溶性高分子電解質)
カルボキシメチルセルロース(CMC)、ポリエチレングリコール、ポリアクリル酸ナトリウム
水中で電価をもって汚れに吸着して、汚れが再び付着することを防ぐ。
・緩和剤
高級アルコール、脂肪酸、スクアラン
・増泡剤
アルカノールアミド、アミンオキサイド
・増粘剤
セルロース誘導体、カルボキシビニルポリマー、ポリビニルピロリドン、食塩
・保湿剤(ハイドロトロープ)
エタノール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、グリセリン
・乳濁剤
高級脂肪酸グリコールエステル、スチレンポリマー、雲母チタン
・コンディショニング剤
油脂、高級アルコール、エステル、ラノリン誘導体、タンパク質誘導体、スクアラン、カチオン化セルロース
・防腐剤
安息香酸、パラオキシ安息香エステル、ソルビン酸
・金属封鎖剤
EDTA、クエン酸
・PH調節剤
リン酸ナトリウム
・色素、香料
・植物由来の添加剤
植物に含まれる多糖類には、保水・保湿効果があります。アロエは、もっとも良く使われる素材ですが、アロエベラから抽出された多糖類(グルコース、マンノース)が働いているのです。
・多糖類
種子多糖類
グアーガム、ローカストビーンガム、クインスシードガム、タラガム、デンプン、シリウム
海藻多糖類
カラギーナン、アルギン酸、ファーセラン、寒天
樹脂多糖類
アラビアガム、トラガカントガム、カラヤガム
果実多糖類
ペクチン
根茎多糖類
デンプン、コンニャク、トロロアオイ
皮膚は、角質層に含まれる水分を保持する作用と、水分の蒸発を防ぐ作用のふたつで水分・湿度が保たれます。後者をエモリエント効果と呼んで、保水・保湿効果とは区別しています。
その効果が期待できる植物成分には、ワックスや油脂があります。
代表的なワックスは、ホホバオイル、カルナバワックス、キャンデリラワックスなど。