●パスツレラ症


パスツレラ菌は、犬で75%、猫で100%が保有しているとされる、口の中に存在する菌(口腔内常在菌)です。ペットに咬まれたり、ひっかかれる、あるいはパスツレラ菌を吸い込むことで感染します。


咬傷では咬まれたところが、ずきずき痛んで、化膿することがあります。


呼吸器感染の場合は、慢性化することもあります。


また、高齢者や糖尿病患者など抵抗力の落ちている人が、ペットとの過度のスキンシップによって、感染するケースもあります。このような感染を日和見感染と言います。


慢性的な病気を治療中の人は、ペットとキスしたり、口移しでフードをあげたりしてはいけません。


呼吸器感染を防ぐために、部屋の空気を清潔に保つようにしましょう。