●オメガ3脂肪酸(必須脂肪酸)
オメガ3脂肪酸は、もともと母乳に含まれているものです。
細胞の炎症を軽減させる働きがあります。免疫を抑制する働きはありませんが、細胞レベルで免疫系を促進させる働きがあると考えられています。
ドコサヘキサエン酸(DHA)、エイコサペンタエン酸(EPA)などがオメガ3脂肪酸で、マツヨイグサや魚、亜麻仁油、キャノーラ油などに多く含まれています。これらは、アレルギー性皮膚炎を長期間抑制する効果があります。
αリノレン酸から派生しているオメガ3系の脂肪酸。抗血栓効果が高い。脳の神経伝達物質(アセチルコリン)の分泌を活性化する。
脳の60%は脂肪でできていて、その中で最も多くの割合を占めているのがDHA。
子犬の脳の容量は離乳時で約70%しかなく、脳が成長していくためには、DHAが必要。
エイコサペンタエン酸(EPA)
腸内の悪玉コレステロール(LDL)を減らし、善玉コレステロール(HDL)を増やす効果。
抗炎症効果のあるプロスタグランディンⅢになり、炎症をおさえる。