ハウスの作り方


ケージやクレートは、「ハウス」として、犬にとって安心できる場所、「巣」になるものなので、生涯にわたって使えるように、成犬になったときのサイズを考えて購入します。


ワイヤー製のケージは、底面に木のすのこが敷いてあるものが多く通気性が良く、そそうをした時の掃除も楽です。ただし、長く使う場合、錆びることがあります。


樹脂製のクレートは、折りたたむことはできませんが、耐久性があります。ワイヤー製に比べるとやや通気性に劣りますが、将来的にハウスとして長く使うことができます。


夜寝る時だけではなく、昼間もサークルやケージ・クレートの中で寝る習慣をつけさせましょう。


サークルに足をひっかけて抜けなくなり、最悪の場合には骨折してしまうこともあります。可能なかぎり、そのような事故を回避できるようなサイズ、構造のものを選びましょう。


中に入れる敷き材としては、タオルやコットン素材のものが良いでしょう。コットン素材は洗濯や熱湯消毒が簡単にできるので、清潔を保つ上でもよいのです。ウールや化学繊維、羽毛などはアレルギーを起こすことがあるので、避けたほうが良いと言われます。


犬は自分の臭いのついているものがそばにあると安心するので、毎日取り替える必要はありませんが、汚れが気になったら洗濯します。