子犬は暑さ、寒さに弱い
夏の暑さや冬の寒さで体調を崩しやすくなります。
適温は25℃、湿度は40~60%が犬にとっては適切な環境とされています。
体温の低下は子犬の主な死亡原因にも上げられているものです。
ぐったりしている子犬に触って冷たく感じるようなら、低温やけどにならないように注意して、布で覆った湯たんぽを与えて、子犬を温めます。
1日のうちで7℃以上の温度差があるような場所、例えば、日当たりが良い部屋や階段のそばの風通しの良過ぎる場所などにハウスを置くことはやめましょう。
夏に多いのが熱射病です。舌を出してハアハアと息づかいが早くなり、鼻の穴を大きく広げ、よだれを大量に出します。
体温が上昇して42℃を超えると命にかかわります。発見が遅いと助かりません。夏の日中の散歩や、閉め切った暑い部屋でのお留守番、駐車中に車に置き去りにすることなどがないようにして下さい。