恐る恐る玄関を開け・・・


「ごめんください! 18時予約の矢口です。・・・」


「はい! 左奥の部屋で待ってて下さい。 あっ先に7000円になります!」




高齢の女性が応対してくれ、支払いを済ませ 左奥の部屋で待機・・・




一般の民家 そのまんま・・・




緊張と不安! それに・・・あきらめ・・・にも似た感覚。




先客があったようで話し声が遠くで聞こえ・・・




5分後!




襖が開き・・・高齢の男性 登場!!!


まさに仙人!まさに仙人・・・!


「こんにちは!実は・・・    !」





自分の現状を伝え、指示とおり薄い布団の上にうつ伏せに横たわった・・・ 




仙人は優しそうで・・・ただのおじいちゃん・・・と言った感じ。




仙人はTVのリモコンをいじり始めニュースを見始めた・・・




「なんか適当な感じだな~やっつけ仕事?」 言葉には出せないが・・・






どうやら腰のあたりに手が・・・いや、指が軽く触れてる感じ!


背中から腰までを行ったり来たり・・・


どうやら荒治療ではなさそうな・・・




痛くもなんともないまま15分くらい経過し、仙人から一言!




「よしっ!入った!」






「ちょっと立ってみなさい・・・その場で足踏みしてごらん・・・」




あきらめと不安のまま言われた通り




ゆ~っくり立ち上がり激痛に耐えながら足踏み・・・    なんせ痛いんだから・・・




激痛???




ほんとに激痛???






あれっ???




痛くない!!!




ほんとに痛くない!!!






現状が理解できない・・・まったくできない・・・15分前までの痛みは???




仙人は僕の姿を見ながら ゆっくり説明し始めた!






自分が・・・自分の気持ちが・・・だんだん現実に戻っていった。






仙人は自身の指の感覚だけで 僕の神経にもろに食い込んでいた軟骨を元の位置に


もどしてくれたのだ。






あれだけ痛かったのに・・・誰も治せなかったのに・・・




その仙人はニュースを見ながら わずか15分で僕を元に戻してしまった!!!!!!






狐につままれた感じ・・・


夢でも見ている感じ・・・






けど、嬉しい!


とにかく嬉しい!


最高に嬉しい!


命の恩人!






僕がその日最後のお客だったようで治療?のあと1時間ほど雑談させてもらった・・・




何百枚もの有名人と撮った写真、無数のお礼の手紙を見た瞬間・・・・・・・・・・・




僕は確信した!






この人 ~神様~ だって!!!




あとから聞いた話しだけど この仙人 超有名な人で・・・




元 柔術の師範代!






談笑のあと お礼を言って 90度頭を下げ・・・民家を後にした。








帰りの車の中・・・




涙が自然にこぼれた。 いや、涙が止まらない。 フロントガラス越しの景色が・・・


家に着くまで 揺ら揺らゆれていたことを覚えている。






「神様 ありがとう!」




3ヶ月たった今でも 再発せず 生活 仕事 出来ています。


家族のため頑張れています。


いつかまた会いたいです。


身体 充分 気をつけて・・・ください。いい歳なんだから・・・。






※仙人だおじいちゃんだのって失礼な言葉 勘弁してください。