英語を話したり書いたりするのに欠かせないのが、論理力

 

ある程度の基礎ができてきたら、もしくは検定試験を受ける際には必ずアドバイスしていますが、おそらく日本人にとって苦手なのが、英語という言語よりもこの論理(ロジック)というものでしょう。にもかかわらず、日本の英語教育では、なかなか教えてもらう機会がない印象があります。

 

なので、以下の順番で、3回にわたって書いてみようと思います。

  1. 論理とは何か?
  2. 論理力がないことによる弊害
  3. 日本人が論理が苦手な原因
  4. 論理力の鍛え方
  5. まとめ

 

1. 論理とは何か?

まず、論理とは何でしょう?

広辞苑では、以下のように定義しています。

 

ろん‐り論理】 (logic) 

①思考の形式・法則。また、思考の法則的なつながり。 

②実際に行われている推理の仕方。論証のすじみち。 

③比喩的に、事物間の法則的なつながり。「歴史的発展の―」

 

ここで私が言う論理は、①もしくは②の「論証のすじみち」かな。ももし皆さんが「論理的」ならば、思考の形式・法則に則っている、もしくは論証のすじみちがしっかりとしている、ということになるでしょう。

 

文章の書き方で多くの日本人が思い浮かべるのは、国語の授業で習った「起承転結」ではないでしょうか。実際日本人が書いた英文の添削をすると、なんとなくこの起承転結のようなかたちでぼんやりとした情緒的な文章を書く方が多く見られます。しかし、実は起承転結は、元は中国の漢詩のスタイルであり、どちらかというと(論理性は重要でない)文学的な文章に有効で、論理とは別物と考えた方がいいようです。日本語特有のスタイルと言ってもよいのかもしれません。まずはスタートとしてそこを理解しておく必要があるでしょう。

 

英語には英語のスタイル、型があります。それが論理です。

いくつか表現方法はあると思いますが、英語の文章(論文)の基本的な構造としては、

 

「主張(結論)」→「根拠」→「結論(主張)」

 

でしょう。シンプルです。これを必ず守ります。起承転結の「転」のように、筋から外れたことは話を不明瞭にし、論理を弱めるだけなので、余計なものは入れません。きらびやかに見せる装飾も必要ありません。やることは、あることを主張(提示)し、その根拠を示して、提示した主張が筋の通ったことであることを証明するだけです。

 

簡単に言うと、

「私、■■だと思うんだよね。だって、○○だし、△△だし、××でもあるから、やっぱり■■だと思うんだ」

 

ということですニコ

 

日本でも、近年はビジネスにおいて、「結論から言おう」などとよく言われますね。起承転結的に話していたら、何が言いたいのか最後まで聞かないとわかりませんし、途中寄り道(脱線)もしていたら時間がかかるだけでなく、結局何が言いたいのかの話のポイントもわかりづらいので、その点欧米スタイルの方が、ビジネスを進めるうえでは効率がよいのでしょう。

 

他にも論理的にアウトプットするためのルール(日本語の文章との違い)はありますが、まずは大前提として、このことを覚えておきましょう。「起承転結」とは全然違いますね。

 

2. 論理力がないことによる弊害

 

ただ、論理力が必要と言われても、どうしてなのかがわからなければ、身につけようという気になりませんよね。

 

次に、論理力がないと、英語をアウトプットするうえでどうなるのかについて、私の見解を述べていきたいと思います。

 

①通じない/理解してもらいづらい→相手をイライラさせる

 

まずはこれでしょうね。どの国や文化でもそうだと思いますが、それぞれ日常の中で暮らすに従って“普通(当たり前)”になっていくものがあると思います。「これはこういうものだ」「こういうときにはこうするものだ」という前提です。大抵、無意識で人々の中にあるので意識することなく持っているものです。これを逸脱した人とコミュニケーションを取る場合、一瞬聞きとれなかったり理解できなかったりすることは、同じ日本人同士でもあると思います。

 

コンビニでお弁当を買うときに、過去に毎回「温めますか?」と聞かれていたので今回もそう言われるだろうと無意識に思っていたら、「△◯□✖️◯□✖️△」と不意打ちに予測していたのと違うことを言われ、「えっ?」と聞き返すように。もしくは、地球は丸いという前提を持つ人が、地球はフラット(平ら)だという前提を持つ人と話す場合、色々な面で意思の疎通が難しくなるでしょう。性善説が根底にある人と性悪説が根底にある人でもそうでしょう。

 

論理の話に戻します。たとえば日本語では、考えもしないくらい“普通に”主語を省略しますよね。目の前に話し相手がいれば、その人に話しかけているということがわかるので、いちいち「あなたは」などと言う必要はありません。話の流れでわかるような人や物の主語もバンバン省略してしまいます。

 

ですが英語では、「主語は“普通に”言うもの」という前提があるので、入れないと「え?誰の話してるの?」となります。

 

論文の例で言えば、非論理的な日本語的思考回路で文章を書く場合、「長々と色々書いているけど、結局何が言いたいの??」となるでしょう。

 

結果、相手をイライラさせる原因にも容易になり得ます。

 

②おこちゃま扱いされる/変な人と見られる

 

逆の立場になるとわかると思いますが、日本でいい歳をした人が〝当たり前〟のことができないと、それだけで子ども扱いされたり見下されたり、変な人扱いされることがあると思います。日本のテレビ番組で、日本文化や日本語に不慣れな外国人が登場すると(よく、まとめてひな壇に並ばされていることがありますね)、共演者の日本人はそれだけで上からになったり、子どもに対する言葉遣いのようになったりする光景がよく見られます。

 

これは英語やその文化に馴染みのない日本人が英語の文化圏で生活しても、同じようなことが起こると言えます。

 

人間が全体的にもう少し成長すれば、このような事はなくなると思うのですが、現状ではそういうことがあると思います。

 

③試験に落ちる

 

これはわかりやすいですよね。英検では3級からライティングの問題が出題されますし、留学時に必要なTOEFLにもライティング問題があります。

 

英語ができても、論理力がなければ簡単に落ちてしまいますし、よい点数が取れないでしょう。英検3級から論理力は問われています。

 

つづく。

以前こちらでご紹介したソウタくんニコ

 

 

その後中学2年生になり、このたび英検準2級に合格しましたキラキラ

 

しかも、結構余裕のある結果だったようで、福岡県で上位13%に入っていたそうグッド! 二次試験の面接も、短期集中だったけど、よく頑張りましたね!パッセージの音読は、練習でも最終的にかなり上手にできていましたが、本番でもパーフェクトでした合格

 

今回は面接の内容をあまり覚えていないくらい緊張したみたいだけど、やっぱりしっかりと練習していれば、ちょっとやそっとのことでは揺るぎませんねウインク 身につけてしまえば、こちらのものですグッド!

 

この二年間、別に通っている塾も途中から週4回になり、試験もたくさんでとっても忙しそうでしたが(いつも学校を終えて18時過ぎから21時過ぎまで塾で勉強し、22時頃帰宅してからさらに1時間勉強していたそう)、そんな中でも常にベストを尽くして目の前のことにしっかりと真剣に取り組んできた成果だと思います。

 

これでひとまず受験勉強に専念してもらえて、よかったです☆

英語の勉強は尽きないので、行けるところまで行ってしまってくださいべーっだ!

 

Congratulations, Sota-kun!!

私のおすすめ文房具と勉強方法を紹介します。

 

英語学習に限らず、紙媒体のテキストや問題集などを勉強してものにしようとするときに、書き込み型のものの場合、以下のようなやり方と勉強方法が主流かと思います。

 

①直接テキストに黒ペンやシャーペンなどで答えを書き込む

②コピーをして書き込み用と書き込まない用(繰り返し練習用)に分けて使う

③別途ノートなどを用意してそちらに答えを書き、テキストはまっさらなまま

 

自分がやりやすい方法を選べばよいとは思いますが、内容を“ものにする”には、繰り返し行う必要があります。

それを前提にすると、上記のやり方には、避けたいデメリットがあります。

 

①直接テキストに黒ペンやシャーペンなどで答えを書き込む

→時短で簡単だが、繰り返し練習できない

 

②コピーをして書き込み用と書き込まない用(繰り返し練習用)に分けて使う

→コピー代とコピーの手間がかかるが、まっさらなテキストは保持できるので、繰り返し練習できる。

しかし、繰り返し練習する際、都度答えを解答(ページ)と照らし合わせて確認しなければならない。また、問題に慣れてきて、もしくはいちいち解答を確認するのが面倒になり、間違えているのを正しいと思い込み、答えを確認せずにそのまま練習・身に付けてしまう。

 

③別途ノートなどを用意してそちらに答えを書き、テキストはまっさらなまま

→繰り返し練習できる。しかし、繰り返し練習する際、都度答えを解答(ページ)と照らし合わせて確認しなければならない。また、問題に慣れてきて、もしくはいちいち解答を確認するのが面倒になり、間違えているのを正しいと思い込み、答えを確認せずにそのまま練習・身に付けてしまう。

 

 

特に、生徒さんを見ていると、答えを間違えて練習してしまい、それなりに身に付けてしまう方が少なくないので、そういった場合、レッスンでその間違えを上書きして再度身に付けてもらう作業をしなければなりません。つまり、本来進められることが進められなくなります。

また、私が求めるのは、「一度や二度解いたらOK」ということではなく、テンポよく即答ができるようになるまで練習すること。

 

そういったことを解消するためにもおすすめしたいのが、書いた文字が消せる赤シートの活用です。今更私が紹介するまでもなく、有名な文房具ですよね。大人の方は、学生時代に使われていた方もいるのでは。決して学生だけのものではありませんし、便利なので活用しない手はありません。百均でも手に入ります。

 

これを使えば、コピーをする必要もなくそのまま書き込めるので一番速く、簡単です。

何度でも繰り返し、まっさらな状態で練習でき、別のところにある解答を確認する手間も省け、素早く正確に答え合わせができます。

そして、間違えて覚えることもなくなる(答えを間違えて書かなければ)。

気軽に繰り返し練習ができます。

覚えたいメモなど(たとえば発音の仕方やアクセント、区切る位置、単語の意味等)も記入して同時に覚えられます。

 

↓こんなふうに。

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ちなみに私はフランス語を勉強していたときにもこの方法でしていました↓。

たくさん覚えたいことがあったので、いちいち解答ページで何度も答えを照らし合わせるなんて非効率なこと、絶対無理💦!でした。その時間と労力があったら覚えたかったので。

image

 

で、赤シートとセットで使うペンに関してのおすすめですが。

まず色について。赤シートで消すには赤ペンが一般的かもしれませんが、私はオレンジを使うに至っています。

以前は赤を使っていたのですが、赤シートで隠してもうっすら見えてしまうからです。その点オレンジは完全に隠れるので。赤でもできますが、少しでもストレスフリーでスムーズにするためです。ペンによるかもしれませんが、色々試して、そう思っている次第です(余談ですがこのペン選定経験から、実は単語帳など、元から赤シートで隠せるように印刷されているものって、よく見ると赤でなくオレンジだったりすることに気が付きました^^)。

 

そして、私はペンで書いて書き損じたときに汚くなるのが嫌なので、書いて消せるフリクションペンを使っています。ストレスフリーです。

フリクションペンを使うデメリットとしては、ペン代がかかることでしょうか。大量に書くこともありますが、普通のボールペンなどに比べたら、インクがなくなるのが早い気がします。それと、将来的に書いたものが消えてしまう可能性があるということかな(この点は少し悩みましたが、といっても感覚的に多分10年、もしくは20年以上はもちそうな気がしており、またそれまでに習得してしまえばよいことで、もし消えた後にまだ習得できておらずしたいなら、再び書くところからやり直せばよいので)。でも、そこから得られる効率性と成果を考えると、デメリットはないに等しいと思っています。

 

ということで、結論として私が愛用しているのは、パイロットの「フリクションボールスリム038」のオレンジ色です↓。

 


テキストや問題集に書き込むには、0.38mmの一番細いタイプがぴったりでした。私は普段、細いよりは太いペンの方が書き心地的に好きで、過去に同じシリーズの0.5mmも使っており書きやすかったですが、テキストなどに書き込むにはちょっと太すぎるんですよね。その点この0.38mmタイプは、細い割に書き心地もよく、気に入っています。

ちなみにもっと薄いオレンジの「アプリコットオレンジ」もありますが、「オレンジ」の方が見やすくかつ完全に消えるので、そちらを愛用しています(^_^)
 
人によっては、オレンジよりも赤の方が見やすかったり、フリクションでなくてもOKだったりと、合う合わないはあると思うので、ご自分に合ったものを探してみてください。その際には、購入前に赤シートで消えるか試すことをおすすめします(筆跡が残ってしまったりするものもあるんですよね~)。
 
お気に入りの文房具で勉強できると、それだけで勉強がはかどったり、気分がよかったりするので(^_-)
 
ウサギ
ちなみに。
携帯やiPadを通してだと、この赤シートは効くのかな?と思い、上記のペンで書いたページを写真に撮り、携帯とiPadで開いて画面上に赤シートを置いて試しましたところ、文字は消えませんでしたハートブレイク汗
なので、あくまでも紙媒体に限った話ですね。

今やっていることを、自分が何パーセントの力で取り組んだら、本番で何パーセントぐらいの結果を出せると思いますか?

 

私の感覚では経験上、100%で取り組んだら、そうですね……本番で、20~30%ぐらいかな?まぁ50%も出せたら万々歳じゃないですかね?

そう思います。

 

その体でいつもレッスンをしているのですが、根本であるこの感覚が違うと、きっとズレが生じてきますね。

 

人によっては、特に習いたてで私のことがわかっていない場合、「ここまでする必要なくない?」といったような心の声が聞こえてくることがあります。

 

そういう人は、おそらくここの、「自分が何パーセントの力で取り組んだら(何をどこまでやったら)、本番で何パーセントぐらいの結果を出せるか?」の答えが違うのだと思われ。

 

これはすべてに共通することですが、たとえばわかりやすく言えば、発音。

 

日本語で考えるとわかりやすいです。

五十音は、日本語の最も基礎となる要素ですね。日本語を習得するのであれば、まずはそこをマスターするのが必要不可欠だと思います。

 

「かきくけこ」は「かきくけこ」であって、「かみくけこ」ではありません。もし「かみくけこ」で覚えてしまい、それしか言えないと、「柿」は「カミ」になり、聞き手には「髪」にも「紙」にも「神」にも捉えられてしまいます。「金魚」は「ミンギョ」になり、意味不明で話が通じず聞き返されるでしょう。「緊張する~」は「ミンチョウする~」となり、聞き手はなんとなく状況で推測はできますが、しっくりこなかったり、「明朝??あ、緊張と言いたいのね」などと小さなストレスになったり、人によっては「何て!?」と聞き返したりするでしょう。また自分でも、「柿」は「カミ」と言ってもらえなければ聞き取れないかもしれません。

 

英語も同じです。

アルファベットの発音は、五十音と同じく基礎中の基礎で、マスターするのが不可欠だと思います。Rの発音を疎かにすれば、上記の日本語の例と同様に、単純に理解してもらえなかったり、聞き返されたり、小さなストレスを与えたり、相手のRを含む単語の発音が聞き取れなかったりするでしょう。そもそも日本語の「ラ」は、英語には(ほぼ)存在しない音なので、その音をもって英語を表現しようとすることがそもそも厳しいのだと思います。THもそうですね。日本語の「ス」などの音で代用しようとしても、Sのような別の似たような音があって紛らわしいですし、無理があるのだと思います。

 

これをもし、「100%で取り組んだら、100%の結果が出る」と思っている人が、「私はRの発音は50%ぐらいできていればいいです」と、50%のコミット量で練習を終えるとします(だいたいそういう方は、50%もコミットしませんが)。すると、結果的に何もしていないのと同じになり、本番ではまったく聞き取れなかったり、通じなかったりすることが大いにあるでしょう。

私がしつこく言うのは、そのためです。「だいたいできていればいい」ではなくて、練習で100%できてはじめて、本番での結果も少しずつ見えてくると思うからです。

 

(そもそも五十音がちゃんと発音できて(聞き取れて)いない人に、「速読の練習がしたいんです」「映画を字幕なしで」などと言われても、違和感がありませんか?私は、「いやいや、まずは五十音をしっかり身に付けようよ。それからだよ」と思います。)

 

単語で言えば、たとえばまったくわからない単語ばかりが記載されている(ゼロ状態からの)単語帳一冊を、常に100%の力(コミット量)で一周したら、全体の5%ぐらい覚えているかもしれません。個々で異なるでしょうが、2周したら10%、3周したら30%、4周したら50%、、などのように、重ねるごとに定着度は上がっていくでしょう。

しかし、そもそも毎回50%の力でしかコミットしていなければ、当然結果もその半分になると思ってもいいでしょう。もしくは、もっと効率が悪くなり、さらに結果が落ちるかもしれません。そして、習得するのに倍以上の時間がかかるでしょう。

 

どんなテキストを使っても、何をしても言えることです。

 

そういうこともあり、本番で100%もしくはできる限りそれに近い結果を出せるように、“それなりに”コーチングしています。

 

要は、逆算ですね。

本番で100%の結果を出したいのであれば、今どのくらいする必要があるか。どこまで仕上げる必要があるか。それを見越して取り組む。

そしてそれを、いかに積み重ねることができるか。

今取り組んでいることを、「ここまででいいや」ではなく、最終的に限りなく完璧な状態までもっていっていく。そうして初めて、手ごたえのようなものを得られるでしょう。

 

目の前のできていないことに100%コミットせずに、20%ぐらいの状態で応用的なことをしたがったりする方は一定数いらっしゃるので、そういう不一致をできる限り防げたらな、と思います。

 

語学を習得するのはただでさえ時間がかかります。

やる時には常に100%の力で、完璧を目指して集中して取り組むことをおすすめします。

英会話力を付けることを望む方(日本人)の中には、ご自分の日本語力がネイティブレベルだということを自覚していない(忘れている)ように見受けられる方が多く。

 

よくあるのが、

「こんなに簡単なことも言えないなんてショボーン

と、落ち込まれたり、残念がったりされること。

 

そういうときに思うのが、

「それは、あなたにとって“簡単なこと”ではないんじゃない?」

ということ。

 

皆さんがネイティブの日本語で、レベルについて考えてみましょう。

 

たとえば日本語で、「てにをは」を区別できなかったら、「いつ」「誰が」「どこで」「何を」などを使いこなせなかったら、現在や過去、未来のことを区別して表現できなかったとしたら、それは日本人として何歳くらいの言語レベルだと思いますか?

 

個人差はありますし数字は重要な問題ではありませんが、おそらく小学校に上がった頃にはそのくらいの文法はだいたいは会話で使いこなせているかと思うので、幼稚園レベルにはなるでしょうか。日本人の方は、覚えている単語の数は多かったりするので、全面的にそのレベルというわけではないと思いますが、運用レベル、会話レベルになるとそのくらいの面も普通にあると思います(ほとんどの日本人の英会話力は幼稚園レベルではないかと思われます)。

 

すると、幼稚園レベルの英語力の方が、大人の頭脳(感覚)で話そうとするので、そこにギャップ、つまり無理が生じます。

 

ふたたび日本語で逆に考えるとわかりやすいと思います。

 

日本語力が幼稚園レベルの外国人(大人)が、大人の頭脳と感覚を持って、普段母語で話していることを話そうとします。すると、

 

頭の中ではこんな感じオバケ

「先日は、お世話になりました~。あの後、大雨降ってきちゃって、電車も止まってしまったみたいですけど、大丈夫でした??」

 

ですが、実際口から出るのは、

「このまえ、……え~っと…。ふる、雨?いっぱい、あと。電車、とまる。大丈夫?」

 

こんな感じだったりします(文化の知識のこともあるので必ずしもこうはならないとは思いますが、あくまでも言語だけにフォーカスします。文化の知識がなければ、さらに厳しい状態になります)。このくらい話せたらいいくらいかも。

このくらいのことを話すのに、5分かかったり、20分かかったり。また、レベルの高い“大人単語”を思いつくばかりに、そこから離れられずにバランスの悪いおかしな英語になってしまったり。

 

つまり、ネイティブが自分の母語を特に考えもせずに難なく話せるというのは多くの人にとって当然のことで、それと同じ感覚で外国語でも簡単だと感じるということは、必ずしもない、というよりも、多くの場合でないのが普通かと思います。

 

なので、ネイティブの感覚(頭)で外国語を話そうとすると、「こんなはずでは」となるのだと思います。

 

こちらの記事: I have a pen. がわかりますか? でも書きましたが、いくら頭で簡単なことだと思っても、実際に(なかなか)できないのであれば、それはあなたにとって簡単なことではないのではないでしょうか。

 

別に自分を卑下するわけでもなく、現実を認識し、受け入れて目の前のことに向き合うと、余計な回り道なくスムーズかと思います。

 

皆さんの日本語力って、日本語を勉強中の外国人から見たら心底羨まれるようなペラペラ度だと思うのでニコ 

あまりネイティブのレベルを求めすぎるのではなく、まずは足元を見て、ひとまず幼稚園レベルから脱して小学生レベルくらいになろう、くらいの気持ちで行うとよいのではないかと思います(こちらの記事もご参考に: 底辺からの脱出)。

 

先ほどの例文で言えば、

「先日は、お世話になりました~。あの後、大雨降ってきちゃって、電車も止まってしまったみたいですけど、大丈夫でした??」

 

のようなネイティブレベルをいきなり目指すのではなく、まずは

「このまえは、ありがとう。私達がお店を出た後、雨がいっぱい降りました。電車が止まりました。あなたは大丈夫でしたか(家に帰れましたか)?」

ぐらい言えるように、つまり簡単な表現で伝えたい内容を伝えられるようになるといいですね合格グッド!