みなさんは日々、英語に対してどのような姿勢で向き合っていますか?
生徒さんを拝見していると、心の座り方、姿勢が見えてきます。
正座している人、足を崩している人、片足を立てている人、机に足を乗せている人、など。
武道では、練習部屋に入るときにも出るときにも、稽古を始めるときにも終わるときにも礼をしたり、道具や部屋を丁寧に掃除やメンテナンスをすると思いますが、私は武道に限らず、物事を習うときには同じく礼の心が大切だと思っています。
いくら外面的にきちんとしていても、心であぐらをかいていたら、何事も極めることはできないだろうと思います。
あくまでも、外面に表れるのは、内面であって。礼の仕草(ジェスチャー)が大事なのではなく、それを引き起こす心が肝心なのだと認識しています(心がしっかりしていれば、外面的なことはそれほど重要ではない)。
教師に、というよりも、英語そのものに対して正座をしているかって、結構重要な気がしています。多分、英語(を習う)という事象=宇宙=自分をリスペクトすることと同じだから。
正座は静座にもつながりますよね。心がざわついていると、入るものも入ってこなかったり。心が静かなら、集中でき、相手の言葉も耳・心に入ってきます。心が正座をしていたら、自ら遠回りをするようなこともしないでしょう。
ご自分の心は普段どのように座っているか、見てみるとよいかもしれません。