"Work is love made visible. 
And if you cannot work with love but only with distaste, it is better that you should leave your work and sit at the gate of the temple and take alms of those who work with joy."
-- from THE PROPHET by Khalil Gibran

 

“仕事は視覚化された愛。
愛をもってしてでなく、嫌々働くくらいならば、その仕事は辞めて寺院の門前に座り、喜びをもって働いている人たちから施しを受ける方がマシだ。”

by Khalil Gibran THE PROPHET より

 

カリール・ジブラン(ハリール・ジブラーン)(1883-1931年)はレバノン出身の詩人。数少ない(唯一の?)、私の好きな詩人です。上にご紹介したこの詩集、『The Prophet』(1923年)は私のお気に入り。人生に示唆を与えてくれます。

 

「愛について」「結婚について」「子どもについて」「与えることについて」「飲食について」など、多くの人にとって身近であろう事柄について書かれています。原文は英語で、40ヵ国以上の言語に翻訳されており、日本語での出版も、『予言者』などのタイトルでいくつかなされているようです。日本での知名度はほとんどないようですが(人に言うと誰も知らない…)、世界的には結構有名&人気のようです(私よりも若いイタリア人の友人は知っていました。彼女によるとイタリアでは人気とのこと)。

 

ちなみに、Wikiによると…

皇太子妃だった当時の皇后美智子がレバノン大統領から贈られたジブラーンの詩集『預言者』を愛読し、相談役の神谷美恵子にも紹介。神谷が後に『預言者』の抜粋集を執筆するきっかけにもなった。 さらに、『預言者』はカウンター・カルチャーなどにも影響を与え、ジョン・レノンがビートルズの曲 ”ジュリア ”(1968年)の歌詞に引用したりしている。

などともありますが、まぁ、彼やこの詩がどれだけ有名かなどは私的には重要ではないのですが。

 

原文はこちらでも読めます。内容は深いですが英語自体は平易なので、興味のある方は、ぜひ。

http://www.brainybetty.com/2007Motivation/Khalil%20Gibran%20-%20The%20Prophet.pdf

 

色々な意見が出そうなので、レッスンで取り上げてみてもいいかもですね(^_^)


投稿をした後に知りましたが、今日はGibranが亡くなった日だったようです。なにかのお示しかな(^_^)?