PAGE10
シャドック達がポンプにくたびれ
シャドックプランが挫折するのを待ちながら、
ジビ達は田舎にヴァカンスに出かけていた。
良い機会なので、ジビたちはコスチュームを新調した。
ここで言っておこう、そのころ、ジビ達は
コスチュームを新調するには、食べた。
あるジビが花を食べると、
彼は花柄になった。
ある他のジビが小さな豆を好んだとすると、
翌朝には、ほーら、小さな豆のアンサンブル。
さらに他のが、今日はたとえばニンジンを食べて
次の日は何も食べないで
また一日ニンジンを食べる…また一日何も食べない…
そうやるとビジは、とても綺麗な縞模様になる。
そしてジビ達は、楽しんだ楽しんだ楽しんだ。
まさにその
シャドック達、彼らが、ポンプして、ポンプして、
ポンプしまくっていたという時に。
シャドックプランが挫折するのを待ちながら、
ジビ達は田舎にヴァカンスに出かけていた。
良い機会なので、ジビたちはコスチュームを新調した。
ここで言っておこう、そのころ、ジビ達は
コスチュームを新調するには、食べた。
あるジビが花を食べると、
彼は花柄になった。
ある他のジビが小さな豆を好んだとすると、
翌朝には、ほーら、小さな豆のアンサンブル。
さらに他のが、今日はたとえばニンジンを食べて
次の日は何も食べないで
また一日ニンジンを食べる…また一日何も食べない…
そうやるとビジは、とても綺麗な縞模様になる。
そしてジビ達は、楽しんだ楽しんだ楽しんだ。
まさにその
シャドック達、彼らが、ポンプして、ポンプして、
ポンプしまくっていたという時に。
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彼らは、ポンプしていた…朝に。
彼らは、ポンプしていた…昼に。
彼らは、ポンプしていた…夕に。
そしてポンプしない時は
夢 の 中 で ポ ン プ し た 。
彼らは寝ている時も全く同じようにポンプした、
というのもコスモポンプは
特別に研究されていたのだから。
彼らは、ポンプしていた…昼に。
彼らは、ポンプしていた…夕に。
そしてポンプしない時は
夢 の 中 で ポ ン プ し た 。
彼らは寝ている時も全く同じようにポンプした、
というのもコスモポンプは
特別に研究されていたのだから。
PAGE7
シャドコ教授の指導のもと、シャドック達は惑星間ロケットを製造していた。
このロケットは最新で万全を期した技術が用いられており、
時限式鍋、空気用泡立て器、高揚力コルク抜き装置が備え付けられていた。
唯一の困難な問題、それは一面的にしか動作しない点だ。
つまり、高所から低所への移動しかでき無いということである。というのも
シャドックは十分強力な炭化水素燃料を持っていなかったのである。
というわけで、ジビのコスモゴルと入れ替えるために、シャドコ教授は
とあるプランに着眼した。
我々は教授自身に、そのプランについてふた言ほど話して貰うようお願いした。
"それはとても簡単なのだ。ジビのコスモゴルが
"我々の方にやってくるためには、われわれは
"宇宙を超えて ポ ン プ すれば良いのである。
"それはこのコ ス モ ポ ン プ によってポンプするのである。
"これは、私の発明品であり驚異的に強力であり
"なんと300万シャドック馬力もあるのである。
"
さ て そ ん な わ け で 全 て の シ ャ ド ッ ク た ち は
このロケットは最新で万全を期した技術が用いられており、
時限式鍋、空気用泡立て器、高揚力コルク抜き装置が備え付けられていた。
唯一の困難な問題、それは一面的にしか動作しない点だ。
つまり、高所から低所への移動しかでき無いということである。というのも
シャドックは十分強力な炭化水素燃料を持っていなかったのである。
というわけで、ジビのコスモゴルと入れ替えるために、シャドコ教授は
とあるプランに着眼した。
我々は教授自身に、そのプランについてふた言ほど話して貰うようお願いした。
"それはとても簡単なのだ。ジビのコスモゴルが
"我々の方にやってくるためには、われわれは
"宇宙を超えて ポ ン プ すれば良いのである。
"それはこのコ ス モ ポ ン プ によってポンプするのである。
"これは、私の発明品であり驚異的に強力であり
"なんと300万シャドック馬力もあるのである。
"
さ て そ ん な わ け で 全 て の シ ャ ド ッ ク た ち は
PAGE6
地球に行くために、ジビ達はあるロケットを製造した。
このロケットは、とある超強力な燃料「コスモゴル999」によってで動作する。
しかし、この奇跡の燃料とは、一体何なのであろうか?
ジビ達は、どこからそれを抽出しているのだろうか?
ご存じのようにジビ星は真っ平らである。穴を掘るやいなや、向こう側に落ちてしまう。
ジビ達はそれゆえに、地面からは何も抽出出来ない、
さもないと彼らの星はほんとにこし器のようになってしまっただろう。
ジビ達はコスモゴル999を大気から抽出していたのだ。
それは大気中より巨大な漏斗に集められ、空気ポンプのなかでポンプされる。
ある秘密のプロセスによりジビ達は、生のコスモゴル、いうなれば最初の圧搾をかけたコスモゴルなのだが、これをいったん精製し、濃縮し濃度を高め、そうすることでジビ・ロケットを発射するのに用いられるような優れたコスモゴル999が出来るのである。
しかしジビ達は、地球に到達するのに十分なコスモゴルを、
恐るべきシャドック達より先に、生産することが出来るのだろうか。
というのも、ちょうどその頃、実のところ …
このロケットは、とある超強力な燃料「コスモゴル999」によってで動作する。
しかし、この奇跡の燃料とは、一体何なのであろうか?
ジビ達は、どこからそれを抽出しているのだろうか?
ご存じのようにジビ星は真っ平らである。穴を掘るやいなや、向こう側に落ちてしまう。
ジビ達はそれゆえに、地面からは何も抽出出来ない、
さもないと彼らの星はほんとにこし器のようになってしまっただろう。
ジビ達はコスモゴル999を大気から抽出していたのだ。
それは大気中より巨大な漏斗に集められ、空気ポンプのなかでポンプされる。
ある秘密のプロセスによりジビ達は、生のコスモゴル、いうなれば最初の圧搾をかけたコスモゴルなのだが、これをいったん精製し、濃縮し濃度を高め、そうすることでジビ・ロケットを発射するのに用いられるような優れたコスモゴル999が出来るのである。
しかしジビ達は、地球に到達するのに十分なコスモゴルを、
恐るべきシャドック達より先に、生産することが出来るのだろうか。
というのも、ちょうどその頃、実のところ …
PAGE5
同様に、階段を上るとき彼らは
ちゃんと上に辿り着けるかどうかがさっぱり分からなかった。
階段の上にちゃんと明記されてないと、どれが上に行く階段で
どれが下に行く階段かさっぱり、知りようが無かったのだ。
しばしば、上に行けるかなと思われた階段で『もっと下に上る』ことになり、
下りと思われる階段では下っていない事になる。
このような状態においては、シャドックの論理性が確固とした基盤のうえに
成り立つことは全くないと言ってよい。
彼らの知性が通常に発達すること、ひいては惑星観ロケットの材料について
考えるなんてのには、著しい妨げとなっている。
ちゃんと上に辿り着けるかどうかがさっぱり分からなかった。
階段の上にちゃんと明記されてないと、どれが上に行く階段で
どれが下に行く階段かさっぱり、知りようが無かったのだ。
しばしば、上に行けるかなと思われた階段で『もっと下に上る』ことになり、
下りと思われる階段では下っていない事になる。
このような状態においては、シャドックの論理性が確固とした基盤のうえに
成り立つことは全くないと言ってよい。
彼らの知性が通常に発達すること、ひいては惑星観ロケットの材料について
考えるなんてのには、著しい妨げとなっている。
PAGE4
皆さんもご存じのように、惑星シャドックは、
惑星が落ちてしまうのを防ぐことができる、足が上についている
スペシャルシャドックによって
宇宙空間に支えられている。
けれどこのシャドック達なんだけれども、責任感というものがちーっとも無く
中には寝に行ってしまうものが出てきてしまう!
というわけで、彼らが寝っ転がっているときは
その足は全然支えにならないものだから
…惑星はあっという間に形を変えてしまう。
というかまあ、何か抗議したいときなんか、彼らはそろって星の片側に
身を置くものだから、惑星はもう実際には全く
訳にたたない形になってしまっていた。
そんなこんなは、上側にいるシャドックにとっては
とても厄介な結果を導いてしまう。
あるシャドックが、例えば、ある道路で自転車に乗っていると
その道がいきなり階段になった… というか
滅茶苦茶に変形した。
仕方なく彼らは、起こりそうな全ての地表に対応済みタイヤ付きの
特別な自転車を持たなくてはならなかった…。
惑星が落ちてしまうのを防ぐことができる、足が上についている
スペシャルシャドックによって
宇宙空間に支えられている。
けれどこのシャドック達なんだけれども、責任感というものがちーっとも無く
中には寝に行ってしまうものが出てきてしまう!
というわけで、彼らが寝っ転がっているときは
その足は全然支えにならないものだから
…惑星はあっという間に形を変えてしまう。
というかまあ、何か抗議したいときなんか、彼らはそろって星の片側に
身を置くものだから、惑星はもう実際には全く
訳にたたない形になってしまっていた。
そんなこんなは、上側にいるシャドックにとっては
とても厄介な結果を導いてしまう。
あるシャドックが、例えば、ある道路で自転車に乗っていると
その道がいきなり階段になった… というか
滅茶苦茶に変形した。
仕方なく彼らは、起こりそうな全ての地表に対応済みタイヤ付きの
特別な自転車を持たなくてはならなかった…。
PAGE3
ジビたちはとても心優しい小さな動物で、頭にはかわいらしい帽子がある。そしてその帽子とは、彼らの頭の良さの秘密だったのである。
ジビが何かややっこしい事があって、それをじっくり
考えるとき、よいしょっと!とそれを帽子の中にいれてしまう。
するとそれは自動的に他のジビの帽子の中に入って行って、ジビ達はみんな
一緒にじっくりその問題に取りかかる、
なんといちいち説明したりしなくてもいいのだ。
食料についてもまた、彼らには全然問題が無かった。
パンのなるジビや牛乳が出るジビ、チーズジビなんてのがいたのだから。
だから、ある惑星にいくとしよう、大変に遠いところだとしても、
ジビ達は彼らの帽子以外
何も持っていく必要は無いってわけだ。
ジビが何かややっこしい事があって、それをじっくり
考えるとき、よいしょっと!とそれを帽子の中にいれてしまう。
するとそれは自動的に他のジビの帽子の中に入って行って、ジビ達はみんな
一緒にじっくりその問題に取りかかる、
なんといちいち説明したりしなくてもいいのだ。
食料についてもまた、彼らには全然問題が無かった。
パンのなるジビや牛乳が出るジビ、チーズジビなんてのがいたのだから。
だから、ある惑星にいくとしよう、大変に遠いところだとしても、
ジビ達は彼らの帽子以外
何も持っていく必要は無いってわけだ。
PAGE2
惑星シャドックには、2種類のシャドックが住んでいた。
足が下に着いていて星の上側に住んでるシャドックがひとつ。
もうひとつは足が上についており星の裏側に住んでいるシャドックだ。
彼らは星の裏側から星を宇宙空間に支える役に立っている。
はじめはシャドックは普通の卵を産んでいたのだけれど、
あまりに足が長すぎるため
その卵は…いつも壊れてしまうのだった!
したがってシャドックたちは、鉄の卵を産むようになった。
ある面においては鉄の卵は確かに便利だった。
でも、他面ちょっとまあ、そんなでもなかった。
というのも、卵が孵化するというとき、種類によっては
中にいるシャドックが出て来れなかったのである。
ということで、諸君や私が普段やってるように
卵を抱いて孵化させるのではなく、その代わりに
シャドックは卵を錆び付かせていた。
しかしそれは… しかしそれは… なかなか時間がかかってしまう。
そしてしばしば、シャドックは出てきたときにはとても年寄りになってて、それはもう本当に無駄骨というほかないものだった。
足が下に着いていて星の上側に住んでるシャドックがひとつ。
もうひとつは足が上についており星の裏側に住んでいるシャドックだ。
彼らは星の裏側から星を宇宙空間に支える役に立っている。
はじめはシャドックは普通の卵を産んでいたのだけれど、
あまりに足が長すぎるため
その卵は…いつも壊れてしまうのだった!
したがってシャドックたちは、鉄の卵を産むようになった。
ある面においては鉄の卵は確かに便利だった。
でも、他面ちょっとまあ、そんなでもなかった。
というのも、卵が孵化するというとき、種類によっては
中にいるシャドックが出て来れなかったのである。
ということで、諸君や私が普段やってるように
卵を抱いて孵化させるのではなく、その代わりに
シャドックは卵を錆び付かせていた。
しかしそれは… しかしそれは… なかなか時間がかかってしまう。
そしてしばしば、シャドックは出てきたときにはとても年寄りになってて、それはもう本当に無駄骨というほかないものだった。
PAGE1
それは、とても、とても、とても昔のこと。
そのころ、お空があった。
お空の右側には、ジビという惑星があった。惑星ジビは真っ平らで、また、傾いた。
あっちに傾いたり、こっちに傾いたり。
それはちょっと、不便だった…特にジビにとって。
お空の左側には、シャドックという惑星があった。
惑星シャドックは特に形が決まってるわけではなく …というか
…形が変わる。
それは、ちょっとまあ、不便だった…特にシャドック達にとってね。
空の真ん中には、「地球」があって、その「地球」は丸くて動いていた。
地球には、どうやら何にもなさそうだった。
シャドックとジビは、もうあんまり具合の良ろしくない星で暮らすことに、
すっかりうんざりするようになっていた。それで彼らはどちらもそれぞれ
なんだか調子よさげな地球に
引っ越すことに
決めたのである。
そのころ、お空があった。
お空の右側には、ジビという惑星があった。惑星ジビは真っ平らで、また、傾いた。
あっちに傾いたり、こっちに傾いたり。
それはちょっと、不便だった…特にジビにとって。
お空の左側には、シャドックという惑星があった。
惑星シャドックは特に形が決まってるわけではなく …というか
…形が変わる。
それは、ちょっとまあ、不便だった…特にシャドック達にとってね。
空の真ん中には、「地球」があって、その「地球」は丸くて動いていた。
地球には、どうやら何にもなさそうだった。
シャドックとジビは、もうあんまり具合の良ろしくない星で暮らすことに、
すっかりうんざりするようになっていた。それで彼らはどちらもそれぞれ
なんだか調子よさげな地球に
引っ越すことに
決めたのである。