うたを、うたっています。
人前でうたうこと、何かを伝えるということは、
目の前にしたひとりひとりへ、何かしらの影響を与えるということだ、と。
私はそう思っています。
そのうたが、誰かのものだとしても、自分のものだとしても。
その場所が、小さな庭だとしても、大きな舞台だとしても。
全て、同じこと。
そこに、耳を傾けてくれる誰かがたったひとりでもいたのなら、
その全てが『ステージに上がる』ということなのだと、思っています。
耳を傾けてくれたあなたは、何かを心に感じて帰っていく。
その「何か」が、明日、明後日、その先、どこかであなたの力であってほしい。
ほんの少しだけでも、支えであってほしい。
そんな想いで、ステージに立っています。
そして、そんなステージに立つからには、伝えたい想いに恥じない自分でいたい。
聴く人に、真っ直ぐに届いてくれるよう、説得力のある人間でいたい。
大勢の人の前に出て何かをする人間というのは、
自分の行動や発する言葉に対して、しっかりと責任を持たなければならない、と、
今 改めて感じます。
きっと、どの世界でも共通することなんじゃないかな。
私は、音楽が好きです。
いつでも、どんなときでも、寄り添ってくれる。
たったひとりの誰かにとってでもいい。
自分もそんな存在になれたら嬉しいです。
うたい続けて十数年、辿り着いたこたえ。
ここからやっと、成長していけるような、そんな気がしています。