前職の会社は何が間違っていたのか。

親しくしていた中小企業診断士の著書を読んで気がついた。

 

家業に由来する「日本的経営」は確かに素晴らしい。

「終身雇用」と「年功序列」は、社員を家族として「人の和」を重んじ

組織の結束に役立った。

 

しかし、大企業になると状況は一変する。

多人数になると、上下の差別や不公平が生じ、必ずしも家族でなくなる。

複数の事業を営むようになり、子会社ができるとなおさらである。

 

鉄道会社では、内外を問わず創業時からストライキに悩まされてきた。

製造業よりもサービス業において、労使関係が難しかったようである。