阪急電鉄のトップとして経営を主導した阪急阪神ホールディングス(HD)元会長の
角和夫氏が76歳で亡くなった。
角氏と阪神の坂井社長がいなければ宿敵同士の経営統合はなかったと言ってよい。
両社ともに社内に反対する人が多く、両社長は説得に大変苦労されていた。
阪神では、上司先輩の多くがはっきりと反対意見を口にしていた。
職場では、「皆で金を出し合って株式を買い戻そう」「村上ファンドに電鉄会社の
経営をやらせてみたらどうだ」とまで言っていた。
阪急の軍門に下るよりはその方がマシだった。
救いになったのは、坂井社長と角氏の人柄に一抹の安堵を感じたからである。
角氏でなかったら、阪神はもっとボロボロにされていただろう。
阪神にとっては恩人と言えるかもしれない。
ご冥福をお祈りしたい。
