こんにちは。
ストーリーのあるインテリアで豊かな暮らしをデザインする、
STORY+DESIGNの山口晃子です。
屋号につけるほど、ストーリー(物語・背景)が大好きです。
ものができるまでのストーリーや、その人の背景などを知ると、一気にこころが動かされます。
これからそんな「ストーリー」で私のこころを動かしたモノや人を、不定期にですがご紹介したいと思います。
記念すべき!?第一回目として選んだのは、
「大館曲げわっぱ」です。
前々から欲しいと思っていた秋田県大館の曲げわっぱ。
400年以上もの歴史がある産業だそうです。
樹齢150年以上の天然の秋田杉、その中でも柾目(まっすぐな木目)部分だけを使い、熱湯で煮沸して柔らかくしたところで、熱いうちにすばやく曲げ、乾燥後は桜皮で縫い留める。
曲げる時の一瞬で全てが決まるため、技と経験に基づく絶妙な力加減が必要だとか。
技術はもちろん、受け継がれてきた職人さんたちの想いにこころ動かされます。
そんな職人さんの技術と想いの結晶がこちら 。
本当に美しい。そして想像を超える精巧なつくり!
手触りはすべすべして、赤ちゃんのお肌のようです。
そして、ほのかな杉の香りに癒されます。
赤ちゃんのように、大事に育てたいと思える一品です。
残り物を詰めたお弁当も、美味しいそうに見える!?
うーん!やっぱりおひつが欲しい!
お弁当箱を手にしてみて、その想いが強くなりました。
お弁当箱にはウレタン塗装がされており、そのおかげで油ものや色素のあるものを入れても大丈夫なのですが、やはり杉の良さを最大限に活かすならば無塗装です。
おひつは無塗装・木地仕上なので、ごはんを入れると余分な水分と熱を吸収し、冷めてもふっくらとした美味しさを保てるそうです。
うちのごはんは炊飯器で炊いて、すぐにラップに包んで冷凍しています。
炊飯器で保存すると臭くなる・・でも冷凍ご飯はべちゃっとしがちですよね。
ところがおひつだと翌日になってもふっくらしているんですって!
「ごはん好き」には欠かせないアイテムというのがよくわかります。
私も今年中にはおひつ生活をスタートさせたいな・・
ごはん好きではないけれど 笑
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