
ストーリーのあるインテリアで豊かな暮らしのデザインをお手伝いする
横浜のインテリア・収納デザイン事務所 STORY+DESIGNの山口晃子です。
色って不思議だと思いませんか?
洋服でも、インテリアでも、自分の好きな色だと落ち着いたり、自信が持てたりしますよね。
裏を返すと、色ひとつで気分が下がったり、自信がなくなったり・・
特に似合わない色の服を着ている時なんて、顔色は悪く老けて見えるし、誰にも会いたくない、早く帰りたいと思ってしまいます。
だからこそ、色選びにはこだわってしまいます。
白のトップスと白のボトムスを合わせる時も、パキッとしたクリアなホワイトとクリーミーなホワイトを合わせることはできない(自分的に)ので、色合わせに必死。
お店で買った商品を持って、別のお店で色合わせをこっそりしたり・・
譲れないポイントなので、労力がムダだとは思いません

さて、そんな色へのこだわりがどこからきたのか?
ずっとそうじゃないかなと思っていたのですが、やっぱりそうでした!
チャイクロ!!
今でいう知育絵本で、1970年初版、ブックローンという会社が今も改装版を出しています。
このチャイクロ、11巻まで揃って実家に保管されていました。
それをお正月に息子のためにと出してもらい・・
こ・こ・これ〜!!と思わず声が大きくなりました(笑)
この「いろのけんきゅうしつ」というページが大好きで、ずっと見ていた記憶があります。
色と色が混ざって違う色になるということを、この本から学んだのが、色にこだわる私のルーツなのかもしれません。
改めてじっくり読み返すと、センスのいいイラスト、説明的な文ではなく、自分でその先を考えさせようという仕掛けに感動

なにより、私が何十年も昔に見たこのイラストをずーっと覚えていたってことが論より証拠です!って別にチャイクロの人じゃないですよ!!
息子にと持って帰ってきましたが、今の息子そのものの男の子登場にニヤニヤ
ぼくは くるまの せっけいが だいすきだ って!
ちなみに、私が息子に色を知って欲しいと用意した絵本はこちら
各ページにカラーシートが挟まっていて、ページの上に重ねると色が変わるというものです。大人が見ても楽しい

左にシートを重ねると黄色のキャンディ↓
右に重ねると緑のおさかな↓
大人になっても覚えているような本に出逢えるように、絵本にたくさん触れさせたいですね
