誕生70周年記念 ミッフィー展に行ってきました。



唯一撮影可だった歴代のミッフィーちゃん


左から古い順です。

1番左の初代は初めて見ました。

あとは大きな変化なしですね。

拡大してみました。





絵本の原画やスケッチがたくさん展示されています。

シンプルな絵と鮮やかな色がかわいいですよね。


印象に残ったのは「うさこちゃんとたれみみくん」

(出版されている絵本によってミッフィーだったりうさこちゃんだったりします)

片耳が垂れている転校生のことを、みんなは「たれみみくん」と呼ぶのですが、ミッフィーはそれを本人が嫌がっているのを察して名前で呼ぶようにクラスメートに提案し、みんなは「たれみみくん」と呼ばなくなった。

というお話。


外見特徴をそのままあだ名にするのはどうなのかという考えさせられる内容です。

子供ですから、悪意なく見たままを言っているのでしょうが、当事者を傷つけることになってはダメですもんね。


子供向けの絵本だと思っていたんですけど、他にもおばあちゃんを亡くしたことを題材にしていたり、誰もが経験するちょっと難しいテーマを、シンプルであたたかく伝えるような絵本を書いたブルーナさんてすごい感性の人だったんだなと思いました。


子供達が小さい時に買い与えたミッフィーの絵本はもう処分してしまいましたけど、もう一度読みたくなりました。