「SIKU V305 MERCEDES BENZ POSTWAGEN」

SIKUのVシリーズ305の郵便車です。

これもそれなりに古く1970年から1974年まで作られました。

今日のニュースでヤマト運輸が6月から一部地域の宅急便を翌日配達から翌々日配達に変更すると発表したと言うのがありました。

トラック運転手の人員不足が一因ということですが、致し方無しなのでしょう。

私からすると今がサービス過剰でこのサービスを続けて行くことに無理があると思うんですがね。

私も今のサービスはありがたいと思って享受していますよ、だからサービスが下がる事は正直辛いかな。

私が子供の頃、ちょうどのこのミニカーが作られいた頃だと思います。

我が家に固定電話が設置されたのが小学校2年の時ですからそれよりも前の事です。

父の故郷、長野県の親戚がりんごを送ってくれました。

さぞかし新鮮で美味しいりんごだったでしょうね。

・・・となるのですがさにあらず。

送る方も送られる方も固定電話は無し。

“送った”という情報は郵便で届きます。

当然葉書が封書かでのやり取りです。

しかも家まで届けてくれるのでは無く、JRの駅まで取りに行くと言う形です。

当時は宅配何か無く、日通だったはずです。

自家用車何かなかったので父と私は郵便での連絡を受けて最寄りの駅までバスに乗って取りに行くことになります。

市バスで40〜50分かな?

りんごは大きな木箱に入った物。

重たかった記憶があります。

りんごの重さ以上に記憶に残っているのはりんごが全て腐っていたと言う事。

今考えてみれば納得ですが、連絡は郵便。

郵便をいつ出したかもわかりませんが、当然タイムラグはありますし、そもそも今の様に翌日なんかには着きゃあしない。

送った荷物の方も今の様にタイムリーに運ばれる事は無く、えらくのんびりとしたものだったはずです。

こんなのは今では考えられないですよね。

今の物流サービスは本当にありがたいです。

ただ大きな負荷を配送業者の方に担わせているのは間違いないでしょうね。