ひさしぶりのブログ更新。
1ヶ月近い、日本の里帰りから無事に戻り、保育園にも復帰。
落ち着いた頃に、娘の鼻水が始まり、数日後には39度の高熱。
慌ててドクターに行くと、やはり中耳炎。
保育園が始まったこの秋から3回目の中耳炎。
またしても抗生物質シロップを1週間。まだ鼻水&セキはよく出るけれど、ようやく落ち着いたかな。
それにしても、中耳炎のたびに抗生物質。。
あまり度々飲むのは不安だけど、ドクターは他の解決策はないという。
何か他に避ける方法はないのかしら。。。
前回の更新から、随分と間が空いてしまい、どこから始めようか迷ったけど、
出産までの記録を書く前に、いま現在(21ヶ月)の娘の様子をキロクしておこうと思う。
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21ヶ月 1歳9ヶ月
*病院関係*
心室中隔欠損の検診(14ヶ月)
完治ということで、今後は1年に1度の経過観察のみ。
子供病院の小児科&遺伝子科検診(18ヶ月)
全て順調ということで、長らくお世話になった小児科を卒業。
遺伝子科も、今のところ月齢通りの成長ということで、2〜3年に一度の経過観察へ。
内斜視の検査(20ヶ月)
やはり問題なし。念のため、半年に一度の検診を続ける。
寄り目っぽかったのも、だいぶ目立たなくなってきたと思う。
出生後、左の反回神経麻痺で声が出なかったり(生後6ヶ月までに自然治癒)、耳の聞こえの疑い、お尻の肛門の上にくぼみ(多分、仙骨部皮膚洞)など、いろいろ心配事があったけど。。。
そんなわけで、出生時からあった医療的なことは全て一安心。
*身体*
体重10,2kg 身長80センチ 頭囲48センチ
体重は、生後4ヶ月まで経鼻栄養をしていたほど、ミルクを飲まず痩せっぽっちで成長曲線からも外れていたのが、今はやや小さめという感じ。身長と頭囲はほぼ標準に近い。
太ももムチムチなベビー時代がなかったし、手足は細身。でもほっぺはプニプニ!そして妊婦さんみたいなポッコリお腹。
月齢通り(標準〜やや小さめ)80センチお洋服がぴったり。
15ヶ月から歩行開始
それとともにグループ療育は卒業。
ただし、まだまだ歩くのは不安定。
いまだに時々、グラッとしてドスンと尻餅をついたり。保育園の他の子供よりもちょっと運動能力が弱いのかなと思う。
そう思って、娘の歩行を観察していると、どうやら右足が内股っぽい。
足首も左右とも微妙にまっすぐではない気がする。
日本のNICUの小児科医で子どもの発達を専門にしている親戚がいるのだが、「外反扁平」ではないか?と。
(でもうっすら足の裏にアーチもあるので、まるっきり扁平足ではないのだけど。。)
成長して筋力がつけば、自然に治ってくるのではないかと言うことだった。
とにかく様子見。
*言葉*
16ヶ月くらいまでは、「アバ!」「アブ!」が80パーセント。
17ヶ月頃から、手を振りながら「さよなら」と言い始めてびっくり。
これは保育園で一番よく聞く言葉なのかも。(入れ替わり立ち替わり、送り迎えで出入りする両親や先生たちが言っている)
21ヶ月現在は、
「はい、どーじょ」「ブラボー」(何かちゃんとできた時に、自分で手をパチパチしながら)「ばあ!」(いないないばあ!)「ワンワン」「ニャーニャー」「ぞう」「わお!」「パパ」「ママ」「お目目」「ゼロ」「着いた」「アップル」「ば」(バナナ)「パン」「チーズ」「ハロー」(スマホを耳に当てて)などなど。
2ヶ国語ミックスだけど、ママのしゃべる日本語が一番多いかな。
ちゃんと将来バイリンガルになるのは、相当の努力がいるようだ。
(特に日本語は、アルファベット圏に比べて、漢字や敬語などと難易度が高すぎる。。)
*理解度*
こちらの言うことは、結構わかっている。
チューしてと言うと(気が向いた時だけ)キスしてくれたり、
ごちそうさまで一緒に手を合わせたり、
OOちゃんは?(お気に入りのぬいぐるみ)と聞くと探して持って来る。
ちゃんと観察しているようで、私の真似をして食事の後の布巾で拭いたり、ゴミ箱に鼻かんだ後のティッシュを捨てようとしたり。
おままごとで、ぬいぐるみにご飯をあげたり。お出かけするよと言うと、バッグを持ってきたり。
そういえば、夫と1歳半にハッピーバースデーの歌を歌ってあげたら、歌い終わった瞬間、私たちを見て「ブラボー!」と嬉しそうに手をパチパチしていた。
毎日できることや新しい言葉が増えるので、楽しい時期だなあと実感する。
ただ、イヤイヤ期も近いのか、性格なのか、口癖のように「ノー」ばかり。
全部「ノー!」「ノー!」、そして反対のことをしたがったり。。
難しい時期にも突入しつつある。
*食事*
経鼻栄養時代からだけど、いまだに、これが一番苦労している。
日本でいう「完了期」には、まだ程遠く。
歯は、奥歯以外ほぼ生え揃っているのだが。(ほとんどの成長がゆっくり目の中、なぜか歯だけは標準よりも早いくらい。)
硬いバゲットやりんごもパクパク食べるのだが。
とにかく新しい種類を食べてくれない。
大好物は、まるで赤ちゃんのように、野菜のピューレ(じゃがいもベースに蒸し野菜をブレンダーでペーストにしたもの)。
あとは、クッキーやマドレーヌなどの焼き菓子が大好き。それ以外は、クリームチーズ、パン、豆腐、蒸した人参とブロッコリーが好きだったが、流行があって、先週まで好きだったものが今週は見向きもしなかったり。
肉じゃが、豆腐ハンバーグ等のメニューを試しても食べてもらえず、ポイっと投げられたり。。食事のバラエティが増えない。
そして、まだまだ朝晩のフォローアップミルクも欠かせない。
ただし、日本では1歳半過ぎたら哺乳瓶は卒業、食事も完了期と割ときっちりしてるかもしれないが、
子供病院の小児科医も飲みたいなら何歳までミルク飲ませてもいいですよ〜、ピューレが好きならそれでいいじゃない、大人だってマッシュポテト好きでしょ?とこちらの国では、いたって大らか。
保育園の食事メニュー表を見ても、毎回、前菜の野菜、メインのお魚かお肉の付け合せには、ピュレを必ず与えているようだ。(写真やサンプルなど見せてもらえないのだが)
*性格*
食事の次に、いま困っていることかもしれない。
とにかく、人一倍、人見知り。怖がり。
そして、頑固。気に入らないと海老反りで号泣して、結構激しい性格。
慣れない芝生や土の上が怖いようで、ママにしがみついて抱っこ抱っこで歩こうとしない。
なのに、舗装された道路やショッピングモール、室内に着いた途端、元気よく歩き出す。(都会っ子?)
人見知りが激しく、保育園に行っていても、いまだに送り迎え時は、ほぼ毎回号泣。(でも日中は普通に楽しく遊んでいるそう)
そして他の子供たちも怖いようで、公園の遊具や滑り台で他の子達が近づいて来ると、泣いてキーッとなって手で払いのけて拒絶。フレンドリーじゃない。。。うーん。
*16トリソミーモザイクのこと*
保育園入園にあたり、園の所属ドクターと相談。
トリソミーのことは、保育士さんたちにも言わずにおきましょう、ということになった。
つまり、トリソミーがあるという目で見られることなく、普通の子供と一緒に扱ってもらって、どう成長するか様子を観たほうがいいからと。なので、保育士さんたちには、心臓の手術をしたことだけで(これは胸に傷があるので一目でわかるし)トリソミーのことは伝えていない。
今のところ、特に他の子供と変わらず、過ごせているようだ。
トリソミーの影響かなと思うのは。
筋力が弱いのか、歩き始めてももう半年になるけれど、まだまだ歩くのがおぼつかない。よく転ぶ。
親戚の小児科医に聞くと、染色体異常のある子は筋力が弱い子が多いそうだ。
でもとにかく歩き、成長するうちに筋力もついてくるとのこと。
人見知りが激しく、他の子供が寄ってくるのを拒絶したり、芝生や慣れないところを歩くのを異常に嫌がるのは、
性格もあるけれど、もしかしたら、歩く力が弱くて、必要以上に外部を怖く感じるからなのかな?と思ったりする。
今気がかりなのは、このへんかな。
***
妊娠中から、医療的にも精神的にも、どんな風に成長するのか、常に心配と背中合わせで過ごしてきた。
それは今も時々、全く不安がないとは言い切れない。
でも普段は、出生前のNIPTの結果で一生分くらい悩んだり、
出生後もあれだけ色々あったことを忘れてしまえるくらい、普通に幸せに暮らしている。
アメリカの友の会にも、メールで娘の体験談を送ったり。
(ウェブサイトを更新できる技術のあるボランティがいなくて、まだアップされていないそうだが)
ただ、親戚の小児科医が言うには、子どもの発達というのは6歳くらいまでは、全部はわからないそう。
特に、これから1歳半から3歳までくらいが劇的な変化の時期で、注意深く観察する必要があるそうだ。
待ちに待った、春の日差しが爽やかな季節。
公園にお散歩に行っては、砂場や滑り台。家では絵本を読んだり、おままごとをしたり。
とにかく今は、毎日を穏やかに楽しく大事に。
実際は絵本よりも、すっかりテレビっ子で。
日本でハマった、いないないばあのワンワンや、こどもちゃれんじばかり見たがるので、そっちもほどほどにしないと!