2／7日曜日
「森の学校」と三回目の「天外者」を吉祥寺プラザで見てきました。
「森の学校」原作は河合雅雄さんの[少年動物誌]
昭和十年頃を舞台にした
自然いっぱいのなかで 子供達が少しずつ成長していく姿や家族や近隣の人達との絆が描かれてます。
ちょうど私の亡き父が小学低学年の頃の話。
、、、、、、、
心に響くシーンはいろいろありました。ネタバレ苦手な方はここから先は読まないでくださいね。
映画の中に登場する
ゴム跳び遊びや、馬跳びは私も小学生の頃によくやったものでした。
お父さんが戦死して東京から母娘で越してきたおさげ頭の都会的ないで立ちの美代子ちゃんが 最初は阻害されていたけど やっと女の子たちに仲間に誘ってもらえたときはホッとしました。
マトが病気で熱を出し寝込んでいるときにお見舞いにマトに作ってもらった網で取ってきたトンボをお部屋に離した美代子さん。
私も子供の頃
トンボをたくさん捕まえて部屋の中に二十匹ぐらい離したことが一度ありました。
窓を開けたらすぐに外に飛び出して行ってしまったけど笑笑。
平成生まれの
私の娘はゴム縄跳び 馬跳び トンボ取りはしたことがないと思います。何しろてんとう虫でさえ怖がっていた子供でしたから。
やはり子供のうちは自然にふれあい
その中で命の尊さを学ぶのは良いことですね。
昭和の頃の先生は怖い先生は怖かったです。
映画の中での学校も悪さをすると先生に叩かれたり、罰として水の入ったバケツを持たされたり。
私の子供の頃は答えがわからなかったりすると
先生から廊下に出されたり定規の角で叩かれたり教壇からチョークが飛んできたりとかはよくあったけど笑
今の時代は体罰だと騒ぎ立てるのでしょうね。
そして、今の時代は子供達はゲームが中心の遊びになっているようで
小さな頃はもっと体を使ったあそびを沢山して
そんな中でリアルの人間関係を学んで行くのが良いことだと思うけれど、都会は学校が終わればすぐに塾に行く小学生も多く放課後校庭で遊ぶ姿も少なくなってきてるのでしょうね。
ゲームが子供だけに限らず大人にも大人気。
任天堂がすごい利益を上げてる現実。
これも時代の流れなのでしょうかね。
フクロウを飼うときにお父さんや他の家族から世話ができないのなら飼うなと釘を刺されていた。
生きてるものを飼うのは全ての面倒見ること
というようなニュアンスの事を言われてました。
春馬君演じるマトも、フクロウに餌をあげるために
蛙を何匹も殺してきたけれど
川にひっくり返る蛙を見て
もうやめよう、可哀想なことをしたねと、、、
そしてフクロウを自然に返すことに決めていました。命の大切さを身をもって体験してきてますね。
ガキ大将から
「喧嘩は自分より強いものとするんだ」
と、
新しく大将を引き継いだマト。
いじめられた仲間の仇をとるために、一対一で対立相手の大将に立ち向かう。
マトは体一つなのに相手はズルをして木の棒で殴ってきたけど
病気がちなのに喧嘩はとても強いマトは
ゲンコツで相手を殴ると
血に驚いた向こうの大将は泣き出して逃げてしまう。
その子は憲兵隊長の息子さんでした。
マトの学校から呼び出しがかかり
お父さんも憲兵隊長に
文句を言われるが
素手で闘った息子を褒め
憲兵隊長に
「息子さんに喧嘩の仕方を教えてあげてください」と
マトのことを守ってくれたシーンは よくぞ言ってくれたと！
卑怯なことはいけません。
病気がちな 孫を心配して
いろいろ口添えしてくれるおばあちゃんをマトは疎ましく思っていたけど、おばあちゃんの危篤の知らせで おばあちゃんに謝っていないことが心残りで急いで駆けつけたけれど、おばあちゃんの家に着いたときは、すでにおばあちゃんは亡くなっていました。
マトはは謝ることができなかったとと嘆きます。
でもお母さんは、その時マトに
「おばあちゃんはちゃんとわかってるよ。
頑張って生きた人には、ご苦労さん、ありがとうって言うのよ。
おばあちゃんの命はお父さんに、お前に繋がっているのよ。」
そしてマトは天に向かって
「ご苦労さん
ありがとう」
このシーンは
私は
春馬くんへに対しても
同じような気持ちになってしまうのでした。
春馬君
沢山の作品を。ありがとう
ご苦労様。
でも、春馬君がお爺さんになった時の演技も見たかったなー
丹波篠山が舞台となった映画「森の学校」【聖地巡礼】原作「少年動物誌」の世界
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わーほうさんのブログより
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「森の学校」海外の映画祭にエントリー
吉祥寺プラザさんにて↓
