アンジェラ・アキさんが3年以上の時をかけた楽曲と

新進気鋭の演出家・上田一豪さんの脚本とともに

本日、歩み出した。

ミュージカル『この世界の片隅に』

日生劇場にて

本日初日ですニコニコ

ダブルキャストの初日組の方々

アンジェラ・アキさんはテレビの歌番組で聴く程度の知識しかありませんが、始まってすぐに「アンジェラ・アキISM」全開だ!
そんな風に思うほど、優しくて繊細なメロディに舞台全体が包まれました。
 

終戦まで1年余りの広島や呉を舞台とした作品ですから、嫌でも心は沈んでしまいます。


そんな時代ながら、主人公すずは自然体で明るく過ごそうと努めます。


アンジェラ・アキさんの楽曲たちは、すずの魂を織り交ぜたような印象。


ドラマチックなシーンは取り立ててありませんが、ほぼ原作通りです。


1幕は『えっ、そこて終わらせちゃうの!?』

一豪さん、残酷すぎないか?

(物語を知らない人は悶々としちゃうじゃない)


2幕終えて、色々残念なことばかり続いたけど、すずの笑顔が取り戻せそうで良かった!

と思いました。


原作は読んでませんが、松本穂香さんの連ドラと、アニメーションの映画版を偶然観ていたので、印象的なシーンはあれこれ思い浮かべながら、初のミュージカル版を楽しみました。


出演者(特にアンサンブルさん)は、演技派で、めちゃ歌ウマが揃っております。
コミカルな曲さえ抜群の歌唱力で歌い上げられると、面白くて耳福の2度美味しい!

重苦しい話なのに、もっと観ていたい!と思ってしまう。

暗転が少なく、浦野すず役の昆夏美さんは、ほぼ出ずっぱり!
北條周作(海宝直人)さんのセリフじゃないけど、こんまい身体で、ずーーーーっと舞台上にいました。

大原櫻子さん&村井良大さんペアはどんな感じかな?

りんさん役の平野綾さん、艶っぽくて素敵でした。



ドラマ版の水原役・中村虹郎くん、良かったなぁ



呉に行きますよ!

初日祝の飾りがありました。


東京を終えると、日本各地で公演です。
長丁場の公演なうえ八百屋舞台ですから、怪我なく、体調に気をつけて頑張ってくださいませー!


素敵なザ・ジャパニーズ・ミュージカル誕生の日でしたニコニコ