GWなら映画よね
ということで、夕方から映画館へ🎥
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『死刑台のメロディ』4Kリマスター 英語版
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映画音楽の巨匠エンリオ・モリコーネ特集にラインナップされた本作
1920年代にアメリカで実際に起きた冤罪事件『ザッコ=バンゼッティ事件』について、世界中で起きた判決不当デモなどの映像を挟み込みながら、冤罪に至る過程を描いていた。
イタリア移民に対する強行手段での排除。
あからさまな不当逮捕。
悪びれもしない権力行使。
判決が覆されることはなかったが、SNSが存在しない時代の市民の力に圧倒された。
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『パターソン』
2016年にアダム・ドライバー主演に公開された本作は、ジム・ジャームッシュ監督作品特集にラインナップされたリバイバル上映。
パターソンで生まれ育ち、パターソンの市バス運転手パターソン(アダム)。
芸術志向の強い(浪費家にしか思えない)妻とブルドッグと、代わり映えしない日々を淡々と過ごす。
唯一の趣味は作詩。
パターソン出身の有名な詩人に憧れ、何気ない日々を言葉に綴る。
中核都市のパターソンは自然豊かで、都会の便利さと自然の恩恵が享受できるようにみえる。
パターソンは夢を語り続ける妻を日々励まし、どんな食事も美味しいね!と食す。
犬の散歩ついでに毎日立ち寄るバーでさえ、パターソンはオーナーの話し相手になったり、まぢ素晴らしい人格者。
本作はそんな日々を、月曜日から1週間、一日一日を描いていた。
何か違うといえば、バスの乗客と妻の興味関心の移ろいとバーでの出来事ぐらいなのに、代わり映えしない日々が面白いのはアダムの演技力と構成力ですね。
面白かった。
028/2024