ミュージカル座が送る痛快コメディーミュージカル
『トラブルショー』マチソワしましたぁ(^O^)/
無名脚本家のナベちゃんこと田辺一星は、役者や演出家のワガママに何度も台本書き直しを強いられガマンも限界に達したある日、演劇学校時代の同級生で、今は自分のマネージャーを務める玉ちゃんこと玉木太郎が新しい仕事を持ってきた。
それはかなり無茶なスケジュールな上に大物役者も揃い、今の仕事の二の舞を恐れ断ろうとするが、「演出も自分でやればいいじゃないかっ！」という玉ちゃんの言葉に新たな可能性を見出し、引き受ける。
悪夢に苛まれる日々が来ることも知らずに…
本作はまさに舞台裏が舞台。
ナベちゃんの思い描く世界や稽古風景を劇中劇に盛り込む１幕と、本番当日のドタバタを描いた２幕で構成され。１幕だけでかなり笑い満載なのに、２幕はさらにパワーアップしてノンストップで駆け抜けていく。
再々演の今回は玉ちゃんが渡辺大輔クンになったり何人かキャスト変更されたせいか、舞台上の新たな化学変化が更なる笑いを生み出してた。
上條恒さんやKAZZさんや鈴木良一さんなど三ツ星☆キッチンメンバーに加え、レミゼ＆サイゴンなどこの数年拝見し続け、自分的にはかなり馴染みもあり色々観てきたつもりだったけど、それでも新たな発見や驚くことばかりで、再演以上に爆笑の連続。
ミュージカル座さんの作品を観るたびに公演期間が短くて残念なのですが、本作はいつも以上にその思いを強く感じる貴重な作品と改めて感じました。