今回は『落語』


偶然にも、昨日ちょっぴりふれたアニメ『昭和元禄落語心中』にも繋がってくるなぁ♪

三遊亭兼好さんが一緒に話を進めていた。

取り上げていた落語は、
『猫の皿』
『子別れ』
『死神』


アニメ『昭和元禄落語心中』の中でも、『子別れ』『死神』が噺されていた。

『死神』は私の好きな落語。

『死神』はあらすじ名作劇場で、三遊亭兼好さんが噺ていた。
『死神』はグリム童話の『死神の名付け親』または、リッチ兄弟の歌劇『クリスピーノと死神』が元となって、アレンジされたもの。

死神と一緒にいる青年。この青年は医師。
死神は言う。

死神が病人の頭の方にいたら助かり

死神が病人の足元にいたら助からない

頭の方にいた時には『助かる』と言い、足元にいた時には『手の施しようがない』と言うことを約束とした。青年は死神との約束を守りながら、病人を次々と治していく。
しかし、死神との約束を破った青年はある場所に連れて行かれる。

人間の寿命の蝋燭がたくさん灯っている場所

青年の寿命の蝋燭は短く、新しい長い蝋燭に火を灯せば寿命が延びる

青年は死神に、新しい蝋燭に火を灯してもらうよう頼み込む

しかし…死神は、短くなった青年の蝋燭の火を消してしまい…

グリム童話では頭の方に立ったら助かり、足元に立ったら助からないのだけれど、落語では逆になっているね。

落語の『死神』の中で呪文が出てくるのだけれど、落語を知らない人でも何となく耳にしたことがあるかもしれないね。

『アジャラカモクレン、キュウライソ、テケレッツのパー』

この呪文は噺家さんによって違う。

三遊亭兼好さんの『死神』を聴いていて、やっぱり噺家さんによって全然違うのだなぁと思ったよ。
幼い頃祖父母と笑点を観ていて、落語にふれる機会があった。
その時に『死神』も聴いていて、どの噺家さんかは覚えていないけれど今回のとはオチが違った。

いろいろな噺家さんのを聴き比べてみるのもきっと楽しいのだろうね(*´ー`*)

ちなみに『時そば』という落語も好きだ。
美味しくないお蕎麦を食べさせられて、なおかつお勘定で損をしちゃう(お勘定の損は自業自得なのだけれど)という、笑い噺。