冥き曙光の下で赫奕たる曙光に包まれてこの地平を超出し世界の明け開けたる次元へと逢着したる歓喜が身内を貫いたとき冥き疑念の胎胚せし予感にわがこころは戦く地上の軛からの超脱が別種の被拘束状態への遷移に過ぎないのではないかという否定しがたい疑惑わが表象作用の原基の不変性のゆえに世界は明け開かれることなく大気がエーテルへ、エーテルが暗黒物質へと置換するのみなのではないかという、それ世界内被拘束現存在の哀しみが見果てぬ夢の儚さに目覚めの朝に涙となって頬の上を熱く軽やかに駆け抜けていくいまは秋