10/4(土)に、『わたしの防災力アップ!~大切なひととまちを守るためにできること~』を開催しました。
講師は、男女共同参画センター横浜北の常光明子さんです。

なぜ、横浜からお呼びしたか?
それは、常光さんが「女性の視点で防災を考える」取り組みを長年続けてこられたこと。
愛知県内でも、今年度に入って防災セミナーは各地で開催されていますが、「女性の視点」をテーマとした機会がなかなかないこと。
災害時に生じる女性特有の問題、女性が経験した災害リスク、被災後のリアルな現状を知っていただきたかったからです。
阪神淡路大震災で女性が遭ったもう一つの被害。
それは、性暴力、DV、レイプです。
当時はメディアでは語られず、10年経ってやっと知ったことだったそうです。
この女性たちの経験、痛みを繰りかえさないためにも、防災力をつけることは大切なことであると、改めて感じました。
今回は、座学だけでなく、イメージ力をつけるためのさまざまなワークも取り入れていただきました。
女性を視点にした避難所のレイアウト作り、女性の声を取り入れたルール作りと参画への重要性、物資配給のシミュレーション、グループワークを通じて、防災対策はグッズの準備だけでない、実際に自分が被災した際にどのように考え行動すればよいか、実践に近いワークを通して、イメージすることができました。
また、子育て中の女性ならではの柔軟な発想、女性目線での斬新なアイデアなど、避難所生活においてこれは是非とも実践につなげたいというアイデアをたくさんいただきました。
子育て中、高齢者の単身生活、若年女性の単身生活など、いろいろな生活スタイルがある中で、女性が被災した場合、「防犯」と「顔を知ってもらう」2つのことを同時にするには?
それは、「自助」と「共助」だとおっしゃっていました。
防災用品は生活を立て直すための”モノ”だけでなく、信頼できる”情報”や”仲間”も支えとなることへの気づきもありました。
信頼できる情報源を持つ、いつも支えてくれる人、居場所など、日頃から考えておくことも防災力につながります。そして、このようなワークショップを通して知り合った仲間との出会いも防災力(共助力)となります。
防災は“イメージする力”、“つながる力”、“あきらめない力”。
防災力は特別なことではない、日常生活から意識できるものであることを改めて実感しました。
是非、わたしオリジナルの防災力を身につけていただきたいと思います。
常光明子さん、参加者のみなさま、ありがとうございました!







(おおたけかおり)
講師は、男女共同参画センター横浜北の常光明子さんです。

なぜ、横浜からお呼びしたか?
それは、常光さんが「女性の視点で防災を考える」取り組みを長年続けてこられたこと。
愛知県内でも、今年度に入って防災セミナーは各地で開催されていますが、「女性の視点」をテーマとした機会がなかなかないこと。
災害時に生じる女性特有の問題、女性が経験した災害リスク、被災後のリアルな現状を知っていただきたかったからです。
阪神淡路大震災で女性が遭ったもう一つの被害。
それは、性暴力、DV、レイプです。
当時はメディアでは語られず、10年経ってやっと知ったことだったそうです。
この女性たちの経験、痛みを繰りかえさないためにも、防災力をつけることは大切なことであると、改めて感じました。
今回は、座学だけでなく、イメージ力をつけるためのさまざまなワークも取り入れていただきました。
女性を視点にした避難所のレイアウト作り、女性の声を取り入れたルール作りと参画への重要性、物資配給のシミュレーション、グループワークを通じて、防災対策はグッズの準備だけでない、実際に自分が被災した際にどのように考え行動すればよいか、実践に近いワークを通して、イメージすることができました。
また、子育て中の女性ならではの柔軟な発想、女性目線での斬新なアイデアなど、避難所生活においてこれは是非とも実践につなげたいというアイデアをたくさんいただきました。
子育て中、高齢者の単身生活、若年女性の単身生活など、いろいろな生活スタイルがある中で、女性が被災した場合、「防犯」と「顔を知ってもらう」2つのことを同時にするには?
それは、「自助」と「共助」だとおっしゃっていました。
防災用品は生活を立て直すための”モノ”だけでなく、信頼できる”情報”や”仲間”も支えとなることへの気づきもありました。
信頼できる情報源を持つ、いつも支えてくれる人、居場所など、日頃から考えておくことも防災力につながります。そして、このようなワークショップを通して知り合った仲間との出会いも防災力(共助力)となります。
防災は“イメージする力”、“つながる力”、“あきらめない力”。
防災力は特別なことではない、日常生活から意識できるものであることを改めて実感しました。
是非、わたしオリジナルの防災力を身につけていただきたいと思います。
常光明子さん、参加者のみなさま、ありがとうございました!







(おおたけかおり)