今我々がするべきことは何か？

2013年に開催された、あいちトリエンナーレ2013で、リアス・アーク美術館《東日本大震災の記録と津波の災害史》という展示があったのですが、その中に「東日本大震災を考える我われのキーワード」という、震災に関連するキーワードを学芸員さんの視点で定義した展示がありました。

いろいろと印象的な定義、分析のされ方がありましたが、「日常」について述べられたものがありました。

こんな感じの内容だったかと思います。

被災地では、「特別なことがない」という穏やかな時間、「日常」と呼べるような安定した日々の暮らしを失っている。まずはそういう時間を取り戻したい。


震災から3年。
「日常」の暮らしを取り戻すために、私たちがするべきことはまだまだたくさんあるのではないかなと感じています。

とともに、いつ起こるか分からない災害について、日頃から備え、意識をしておくことも大切だと思います。

毎年特定の日だけ思い出すのでなく、日頃から意識して生活すること。
記録しておくだけでなくて、覚えていること。
意思をもって後世に伝えていくこと。