朝、テレビをつけて目にしたのは
首里城火災
沖縄文化(特に宗教)に関心がありますが
首里城が火災なんて信じられなかったです。
普段は火の気がないんですよね~
その首里城が、焼失。
私は本土の人間ですが、
あっけなく失われた無常に涙が滲みました。
なすすべがなく、燃える正殿。
木造なので、あっという間に近くの建物に燃え移った。私はその日、つぶさに状況が分かるようずっとテレビをつけっぱなしにした。
初めて沖縄を旅行した思い出や、離島の旅。懐かしく甦ります・・・
ふと首里城を訪れた時に、ガイドさんが言っていた言葉がふと思い出されたんですね。
「首里城にはスプリンクラーがないんです。お金がなかったから、付けられなかった(笑)
だから火事になったら、もう終わりです~
でも火の気がないから、大丈夫です!」
その時はふーんと思いましたが、あれから20年。まさか現実に起こるとは夢にも思いませんでした。
ガイドさんが言っていた通り、首里城はスプリンクラーがなかったせいもあり、あっという間に延焼していった。
首里城は沖縄の人が自分たちのルーツを確認して、誇りや意識を感じさせる建物です。そしてその存在に、多くの観光客も引き付けられました。
前日に観光客が撮影した首里城は、明日起こる火災を知っていたのでしょうか。
あの日から報道されるニュースは食い入るようにして見ています。
首里城は焼失、再建を繰り返してきました。困難があろうと、私たちの再建の意志が消えない限り、必ずまた再建されます。
一人ひとりの力は小さくても、みなで力を合わせると大きくなります。気持ちを一つにして、私も再建の一助に加わります。
私が生きてる間に、再建されるかは分かりません。でも、その様子を見て再建の日を待っています!
今度は防火設備を万全にね。