「かみさまは小学5年生」



春にこちらを購入して、読みました。



この中に少し、著者の生まれる前の記憶を書いてあるのですが、その話題の本や情報が知られ、認知度が上がり話しやすい時代になったのだなと感じます。




私の生まれる前の記憶を、子供の頃は本当かと確認したり、誰かに聞いてもらう事はなかったので、細かな部分は忘れていました。このごろ「完全に」忘れていた事も思いだし、ブログに書いてみようと思い立ちました。




長くなるので、何度かに分けてアップしますよ~(今のところ、7回分の記事になってます)




あらかじめ断っておきたいのですが、
話の中には天使大好きさんには信じられないエピソードも出てきます。(特に私が生まれる日)




こんなの違う~という方は、受け入れなくていいですよ~(*^^*)



大丈夫~という方は、通してお読み下さい(^^)




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覚えている最初の記憶は、おぼろげです。



私達(子供達)をお世話してくれている女性の天使(但し翼はありません。理由は後で書きます)が、
「もうみんな大きくなったので、大きな子が行く所に引っ越すんですよ」
と話した所です。




私達は幼稚園児位の体つきで、ちゃんと会話も日本語で出来てました。テレパシーでなく(笑)声で話しました。なので、みんなで新しい所だって~どんな所かな?などと噂してました。女性は優しく
「ここと同じような所ですよ。そこで、下に行く準備をするんですよ。」
と、目的を言いました。
下に行く?と誰かが言いました。
「体をもって、地球という所に生まれて行く準備をする場所ですよ。遊びながら、お母さんをさがしましょう。」




幼稚園児さながら一斉に「ハーイ」と返事をしました。




何度も折に触れ、彼女は私達がここにいつまでもいられない事を、私達と離れるのは寂しいと話しました。子供達に心の準備をさせてくれたのでした。





移動すると聞かされてしばらく経ちました。子供の感覚でも、移動っていつするんだろう?あれからまだ何もないなーと気付きだしました。





気になる私は仲のいい子と、いつ引っ越すのか天使に訊きました。






彼女はいつもの穏やかな表情を曇らせ、でも、何とか普段の微笑みを作りました。




「その日は神様が決めるのですよ。」




「神様が?神様なんて会ったことないし、あなたが決めていいよ~。ね~?会ったことのない神様より、あなたのほうが良く私達を知ってるよ~」





彼女はちょっと嬉しくなったのか明るく微笑み、神様はみんなに会わなくても、ちゃんとどのくらい育ったのかお分かりになるんですよ。だからその時が来たら、お伝えになる使者が来て、いつ引っ越すのか教えてくれます。それは私にも分からないんですよ。と教えてくれました。





それから間もなく「今日でこことはお別れです。」と告げられ、彼女の付き添いで大きな子のいる場所に住むところは変わりました。






今までと変わらないのは、夜は大きな建物に入り、眠り、昼は外で遊ぶスタイルでした。






とにかく遊ぶのが楽しかった。新しい友達と広い場所で、何をしてもいいのですから。なので、知っている子が最近いないな~と思うと「違う場所に行ったら楽しくて、こっちに来れなかった」と言う子もいれば「あっちが楽しいよと聞いて行ってたから。でもつまんなくて帰って来た」という子もいました。





子供達は、ただただ楽しく遊ぶ日々なのです。





mio 翼翼