輸入果物などに貼ってあるシールは PLUコードというもので
IFPS=国際生産基準連盟という組織が管理している商品の識別コードです
アメリカ・カナダ・ニュージーランド・南米・ノルウェーなどで使われています
注: フィリピン産のバナナでは 目にしたことはありません
PLUというのは PriceLookUpの略で 値段を見つけるということらしい
つまり
PLUコードとは 商品の値段を見つけるための識別番号ということらしいのですが
PLUコードで 栽培方法を確認することができます
シールには4桁か5桁の番号が記されています
4桁の 3000番台と4000番台は農産物に割り当てられています
目にするのは主に 果物です
最初の3と4以下には特定の決まり事は無いらしいのですが
商品名や品種名とか 栽培方法とか色やサイズなどを区別しているらしい
4桁表示は通常栽培なのだそうです
通常栽培というのは 化学肥料や農薬が使用されています
PLUコードの使用は任意なので 必ず表記されているものではありません
5桁で 9で始まる表示は有機栽培ということなので
化学的に合成された肥料および農薬は使用されていないことになっています
私は疑り深いので 使用されていないと断定しませんが
例えば 4011と表示されているバナナより
94011と表示されたバナナのほうがいいです
注:日本基準では 遺伝子組み換え技術の使用は有機栽培と表記できません
5桁で 8で始まる表示は
GMO(遺伝子組み換え食物)を表わす これは不採用となっています
3000番台と4000番台の数字が使い終わった後に
83000番台は 通常栽培作物用にキープされ
84000番台は 有機栽培作物用に使われることになっています
でもね
アメリカ・カナダ・南米などからの輸送は船便じゃないのかなぁ
海上輸送では1ヶ月くらいかかるよ
病害虫の予防とか 防腐剤とか防カビ剤とか 散布してないのかなぁ
有機栽培でも 収穫後の薬剤の使用(ポストハーベスト)が気になるなぁ