着地狩りについての考察です。
一般的に、浮かせられれば不利で地上側が有利です。
理由としては、
・空中側は地上側に比べ、できる行動が限られている
・下に判定が強い空中攻撃は、発生が遅かったり着地隙が大きかったりとクセのある技が多い
・空中の対地攻撃よりも、地上の対空攻撃の方がリターンが大きい
・着地硬直の存在
などが挙げられます。
その有利状況を見逃さず、リターンを取っていく必要があるわけです。
【着地狩りにおけるタイミングの考え方】
有利とはいっても、こちらが狩ろうとするタイミングと相手が動くタイミングが噛み合えば、負けたり逃げられたりすることもあります。
着地狩りでは相手のタイミングを外すことが大切なので、
あらかじめ下図のようにタイミングを整理しておくと、駆け引きがしやすくなるかと思います。
例えばファルコであれば、
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☆…相手
A
B
C
D ◎…自分
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A…2段ジャンプ空中上A・空中後ろAで狩るタイミング
B…大ジャンプ空中攻撃で狩るタイミング
C…上強・SJ空中後ろA・SJ空中前A・ブラスター等で狩るタイミング
D…ガーキャン掴み・ガーキャンリフ・ステップ攻撃で着地硬直を狩るタイミング
というように、着地狩りの方法が高度別に大きく分けて4つくらい考えられます。
相手がこれまでどのタイミングでどの択を選んだか、自分はどのタイミングでどの択を使ったかを意識して読み合います。
AやBを外しても、CやDで再び着地狩りを狙えるような場面も多いです。
また相手が2段ジャンプで拒否してきたなら、今度はその着地を狙うことができます。
有利な状態で複数回駆け引きができるのはうまい状況ですね。
究極的には相手を地面に着かせないことを目指して着地狩りを重ねていきます。
実際にはタイミングだけでなく、リスクリターンや判定の強弱も考慮することになりますが、
着地狩りをする側もされる側もタイミングの意識を持つことが大切です。