電車の中であった出来事は他にもありました。

ある駅から私学に通う小学一年生が10人位と、その中のお母さんらしい方が一人。ワーッと乗ってきました。

そのお母さんは我が子やそのお友達に話し掛けていましたが、大きな声で話していることや空いている席に走り込んですわり隣り合わせの人に迷惑がかかっていても特に注意はしていませんでした。

座っている子供の前に高齢の方が立っても注意しない様子に、女の人が「席を譲りなさい!」と一喝。
男の子は黙って席を譲りました。

その後、また高齢の方が私ともう一人の女の子の前に立ちました。

私はそっと女の子に耳打ちして、「お嬢さん。年が多そうな人が立っていたら、席は譲るものですよ。」と囁きました。

「はい、すみません。」

すっと立って女の子は「どうぞ」と声をかけました。

「あら、ありがとう。いいの?」

「はい」

「ありがとう。」

お友達のお母さんの側に隠れるように立ちました。


そのお母さんは他の子供と楽しそうに話していて、気がつかないようです。





しばらくしたら、ママ友らしき女性が二人乗ってきました。

「あらー!大変よ。まるで針のムシロ。冷たい視線に堪えていたのよ。」





(@_@)びっくりビックリマーク


ソーシャルスキルが足りないのはママだったんですね。


電車通学をさせている小学生のお母さんがた。

たまには一緒に乗って、公共のマナーを子供に教えましょう。

というより、お母さん!公共のマナーをご存知でしょうか?

小学生になったら、低学年から静かに電車に乗ること。自分より年上の人には席を譲ること。席は走って奪わない。荷物は膝の上か、足と座席の下に入れる。

そして、お母さん、周囲のみなさん。子供に恥をかかさないように、そっと耳打ちして教えてあげましょう。
伝え方も学べるチャンスです。



子供はみんなで育てるものなんだと思います。



私学によっては電車のマナーを教えているところと、野放しのところと様々なようです。どんな家庭の子供が集まるのかも垣間見えてしまいます。


自分の子を入学させる学校をどこにするかを考える目安にもなりますね。





今日はマナーに厳しいフランスでした~f^_^;ヤレヤレ