昨日は東京で試験も終わり、今日は午前中に千葉でカウンセリングの仕事をして、


午後は、のんびり在来線を使って家まで帰ってきました。



東京発東海道線アクティー東京発 熱海行きに乗ってのんびり一人旅。


ボックス型の懐かしい席。





向かい側に座った50代後半の女性が気さくに声をかけてきました。


「快速ってどのくらい早く着くの?ご存知?」


この女性のおかげで、東京から熱海までの長い電車の旅が楽しいものになりました。


仙台から新幹線で東京まで来て、三島まで在来線を使ってのんびりいこうと話していました。



「私もなんです。」


「新幹線ってあっという間でつまらないものね。 お金も節約できるし。」


「富士山も見えるし。」


「夏の間はなかなか見える日もなかったけど、先週はくっきり見えましたよ。


今日はどうでしょうか。」




「声楽で三島の友達に誘われて、この曲をどうしても歌いたくてやってきたの。」


「私はカウンセラーなんです。」


「私は子育ての頃、河合隼雄さんの本で救われたのよ。」


「河合隼雄さんってわかりやすくて、人柄が本からにじみ出ていますよね。」



「子育てって子どもと一緒にお母さんもお母さんになるって思うの。」


「そうそう、生んだから即お母さんになったって周りも思っちゃってますものね。」


「そうそう!」








根府川、真鶴、湯河原から見る海がキラキラ光っていました。


在来線ならでは、ボックス型の席ならではの素敵な旅でした。