父親は7人の子供たちに腹を立て
「ぼうずどもめ、みんな からすにでもなっちまえ!」
それは、のろいの言葉になって
本当にカラスになって飛び立ってしまったのでした・・・
一番下の女の子が大きくなると
お兄さんたちを探すために旅にでます。
父母の愛情もバランスを崩すと
子を不幸にしてしまう。
過干渉も無関心も子供を苦しめる。
仮にいま自分が両親のことで苦しんでいたとしても
きっと心の中の誰もが持っている太母(グレートマザー)が
きっとカラスの姿の僕たちをみつけてくれるよ。
そんなことをグリム童話は教えてくれているようです。
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