swicth先生の疑問にお答えして、スクールカウンセラーの年度末について書くね


そして、まだカウンセリング事業は固定ではないので、予算がでないとスクールカウンセラーには仕事がないのです。
でも文部科学省も必要があると判断してくれているので、毎年徐々にカウンセラーを配置する学校が増えています。

でも各地域の教育委員会ののがんばりで、予算もまだつかないままでしたが4月にはGO!できたのです。
後からちゃんと決定されたのでほっとしました

それだけみんなが必要な事業だと感じているということなんですよね。



スクールカウンセラーは一年間を決まった時間内で勤務します。
今は年度末なので、学校が終了式を迎えるまでの間に、時間内でおさまるように勤務します。
最初から勤務日数を計算した勤務時間なので、緊急事態が起きたりしなければ、だいたい微調整するだけです。中学はだいだい週に1~2回、小学校は月に1~2回行くのが基本です。
前にもカウンセリングには枠が大事だと書きましたが、ここでも決めた時間内で精一杯寄り添うことが大事なんです。
勝手に必要だと決めてしまいその人の為と枠以上に動いてしまうのは、多重関係と言ってかえってカウンセリングの妨げになってしまいます。



フランス、今日は短い勤務時間でないと予定より長くなってしまうので、1時には家に帰ってましたよ

もちろん学校の子供たちに迷惑がかからないように配慮しています。



あともう少しで卒業式。
カウンセリングのお別れは卒業式のようにはっきりしない曖昧なものだったりします。
苦しい時期を支える私たちは、黒子のような存在なんです。
だから、さりげなくそしてひっそりとお別れをします。
「新しい環境の中で頑張って。もしダメになりそうだったら、またそこで支えてくれる人が必ずいるよ。でも、大丈夫。あなたはきっと自分の足でしっかり立てるはずだから。」