今、ここでわき起こっている感情を
自覚できない、押し隠してしまう
子どもや大人たちがいます
日々、カウンセリングルームにいると
自分の気持ちを大事にしていないなあと
感じることが多いのです。
自分の気持ちを大事にしないと
何かに直面したときに乗り越えることが
難しかったりするのです
即、解決できないことは悪いこと
ネガティブな気持ちは良くない
つねに前向きでいなければいけない
正しいか、正しくないかのどちらか
早く片付けなければ・・・!
知らず知らずのうちに
そういう風にしてきたのではないですか?
自分の感情に無関心でいると、
他人の感情にも無関心になり見えなくなってきてしまいます。
小さな頃、「快ー不快」から出発した
私たちの内面世界
のびのび育ててきましたか?
窮屈な思いをしていませんか?
ポジティブな自分も、ネガティブな自分も
また、どっちつかずの自分も
どれもみんな自分の大事な感情ですよね。
もし、今子育て中のお母さんやお父さんがいたら
もっと子どもたちと会話をしてください。
「おもちゃを貸してもらうとうれしよ」
「がんばったね。すごく気分がいいね」
「お返事がないと寂しくなるな」
こんな風に、気持ちを表す言葉を
大人がいっぱい言ってあげると
大きくなったら、
自分も他人の気持ちも、両方大切にできる人になると思うな。