妊娠6か月23週3日
今日はちょっと寝不足
昨日は、夜中2時まで夫といろんなことを話していたんです。
ミニちまちゃんの教育とか、そういう話などいろいろ
その中で出た、ルッキズムと自己効力感の話。
ルッキズム
外見至上主義はダメ、という話。
私は、「きれいなものはきれいだし、どうすることもできない」と思っていました。
妊娠中、おなかが出て妊娠線ができるかもしれないことも、肌にシミが出ることも、
実はめちゃくちゃ気にしているし、最近アットコスメを再開したのもその影響な気がするし。
どうにかしてシミを薄くたい、エイジングケアを始めたい、と考えて焦っていました。
だけど、夫と話してなんとなく変わりました。
1.外国人に「鼻が高くてきれいだね」と言うのはNG
見た目についてコメントするのはNG。移民やいろんな人種が多い国では、見た目は骨格や肌の色から違うし、「美の価値観」も違って当たり前。こんなに見た目を「こうじゃなきゃいけない」と、気にしてるのは日本だけなのかもしれない。
2.「きれいなものはきれい」と「きれいじゃないものを愛せない」は違う
生まれつきの見た目が原因によるいじめとか、それは明らかにいじめる側が悪いからね。
3.うちの犬ちゃんはルッキズムみたいな概念を持っていない
これは話すと長くなるので割愛するけど、いつどの瞬間も犬ちゃんは可愛い。ラブです。
もっといろんなことを話したけど、私のポイントはこんな感じ。
こう思ったら、ほっぺにうっすらできてきたシミも、「まあそんなもんか、30代だしな」と今朝は思えて気持ちが軽くなりました。
出産したら消えていくって読んだけど、それなりにケアをしつつ、勝手に消えてくれることを期待しましょう
もしね、ミニチマちゃんが、見た目で周りからいじられたりするようなことがあったとしても、そんなこと、「悲しむに値しない」「言う方がバカだ」と片付けられるような子になれば良いなと思います。
…そこで大事になるのが、「自己効力感」ですよね
自己効力感
自己効力感とは「自分がある状況において必要な行動をうまく遂行できると、自分の可能性を認知していること」…by Wikipedia
(よくある言葉で言うと、「自己肯定感」が近いですが、心理学では自己肯定感っていうのは教科書に出てきません。)
「自分の可能性を認知している」っていい言葉ですね
どんな状況だったり、悪いことを言われたりしても、「自分」の大切さが分かっていれば、周りなんてどうでも良いはずなんです。周りからの評価とか。
自分の大切さ…というか、自分にとって大切なものとか、「強み」みたいなのがあって、それが自分の中に占める割合が大きければ、「学校で誰かに何かを言われた」みたいなことなんて、かなりちっぽけな出来事になると思うんです
だからね、ミニちまちゃんには、なにか「夢中になれるもの」とか、そういうものを子どものうちに持てる子になってほしいし、「親はいつだってミニちまちゃんの可能性を信じているし、どんな状況でも応援してるよ~」という気持ちが、伝わるような子育てをしたいと思っています。
どうすれば、他人の発言に惑わされたりしない強みのある子・夢中になれるものがある子になれるか、という点なんですが、
例えば、自己効力感のWikipediaには、こんなことも書かれていました。
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自己効力感の先行要因
自己効力感を生み出す基礎となるのは、以下であるとされる。
1.達成経験(最も重要な要因で、自分自身が何かを達成したり、成功したりした経験)[3]
2.代理経験(自分以外の他人が何かを達成したり成功したりすることを観察すること)[3]
3.言語的説得(自分に能力があることを言語的に説明されること、言語的な励まし)[3]
4.生理的情緒的高揚(酒などの薬物やその他の要因について気分が高揚すること)[3]
5.想像的体験(自己や他者の成功経験を想像すること)-O.マダックスによる[6]。
6.承認(他人から認められること)[7]
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こう具体的に要因が説明されていると、
日常のミニちまとの接し方に取り入れやすいですね
親として頑張りたいのは特に1~3かなと思います。
1は遊びの中でそういう気持ちを味わえるように、環境の構築や連れて行く場所を工夫をしたい。
2は「親の背中を見て育つ」を肝に銘じて、夫とともに、親も日々成長していく姿を見せられるように頑張りたい。
3はミニちまちゃんが「よく分かんないけど、ほめられた」みたいなことにならないように、きちんと言語化して説明して伝えるということをめんどくさがらずに行いたい。
逆に、
6は、「周りからイイネがもらえないと自信がつかない」みたいになったらいけないので、認めることは大切だけど、気を付けなきゃいけないな、と思います。
夫は職業柄、いろんな物事をふか~く考えるということを、もうずーっと昔からやっているわけですが、私は去年放送大学に入ってから、そういうことができるようになりました
放送大学の回し者ではありませんが、学費も安いので、本当にオススメしたいです。
今度は、
子どものSNSやメディアの利用について、じっくり考えたり、気になることを調べたりしてみたいな~と思っています。
今日の話は主にこれらのテキストで学んだことが活かされています
子どもが生まれてから死ぬまで、心理面がどんな過程で発達していくのか、概論の授業で広く学びました
ピアジェ、ヴィゴツキー、エリクソン、ブロンフェンブレンナー、バルテスといった、この分野の大切な理論を学んで、もっと深く学びたい!と思いました
子どもの権利の歴史や、現代での適用のされ方・実践・状況などについて学んでいます
自分にできることは何か、何かできないかな?と考えさせられます
出産後、ただの会社員になるんじゃなくて、子どものためになる仕事をしたいな、と思ったりしています
子どもにとっての遊びの大切さはこの本で学んでいます
この頃の教育がどれほど大切か、妊娠中の今読めて良かったと思うことばかりです
妊婦向け雑誌では語られない大切なことを学べていると思います
発達心理学は認知心理学と同じくらい好きです。
明日は、エリクソンの原書を読む面接授業に参加してきます。
英語は苦手ですが、本当にとっても楽しみです
買ってよかったマタニティ用品