今日は子どもの人間関係について学びました
子どもの人間関係
・家庭での保護者との関係
・子ども同士の仲間関係
・保育者との関係
など
1.親子の関係
・マインドマインデッドネス/
親が乳児の心の世界に目を向けて、乳児を心を持った一人の人間として扱おうとすること
・アタッチメント/児童精神科医ボールビィ
特定の他者との関係を求める欲求や行動で、人間の生涯にわたる発達において重要な意味を持っている
・インプリンティング(刷り込み)/コンラートローレンツ
アヒルがふ化後一定時間内に見た動くものに接近要求を持ち、追従する現象
…人間にはこういうのはないかも
・ハーロウのアカゲザルの実験
これは去年、別の授業でやった発達心理学概論かな
布製の母サル人形と、針金製の母サル人形を用意して育てたところ、
布製の母サルにしがみつき安心感を得ようとした実験。
母サル人形が、子ザルを危険にさらすようなことをしても、子サルは母サル人形に寄っていくっていう、今だったら問題になりそうな実験
→アタッチメントがあることで、何かあったら助けてもらえるという感覚を持ち、独立で何かを成し遂げようとする力が発達する
・エインズワースのストレンジシチュエーションプロシージャ
これも複数の授業で学んでるアタッチメントの個人差を見る実験
安定型、回避型、アンビバレント型、無秩序・無方向型の4つに分かれる
親が頑張らないと、一番いい「安定型」にならない(でピンクにした部分が実現できない)
保護者の行動次第
・社会的参照/
不安な状態の中で母親の顔を見て、その顔が笑顔なら大丈夫だと理解し、進んでいくこと
→子どもは養育者や保育者を起点とし、参照したり安全基地としながら行動範囲を広げ他者と関わっていく
2.子ども同士の人間関係
3歳ごろ
・自己を発揮し、他児の存在に気付いていく
・できることも多くなり、遊ぶ楽しさを知り、仲のいい友達を求めるようになる
・子ど場による表現がさらに豊かになる→思いのすれ違いやいざこざも増える時期
・自分を主張し、自分が受け入れられたり、拒否されたりしながら、自分や相手に気付いていく体験が大事
・他児とのいざこざを保育者が解決して終了させてしまうだけでは、経験の機会が失われる可能性がある
5歳ごろ
・言葉による共通イメージを持ちながら仲間と共に目的をもって進め、役割を果たし協力することを楽しむようになる
→決まりやルールを作りながら楽しんで遊ぶようになる
・仲間やクラスとしての意識が芽生え、自分の目当てだけでなく、共に活動することで、自分達の目当てを持つようになる
・大人に支持されなくても、着替えたり片付けたりできるようになる
→ただし、大人が手本としてやっていることや、大人がほめてあげることで、人の役に立つ喜びや自信を持つ
3.保育者との関わり
ここの内容は、先生の子どもへの接し方なので特に記録せず
思ったこと「いつか卒業研究をしたい」
・海外ではどんな風に乳幼児の教育をしてるんだろうと気になったからいつか学んでみたい
というか、これをいつか卒業研究の題材にしてもいいな
趣味でガルプラを見ていて、
ガルプラっていうのは、韓国のアイドルオーディション番組なんですけど、
日中韓の女の子99人から9人組アイドルグループを作る壮絶なサバイバルです。
日中韓と近くの国でも、女の子の素質というか、お国柄による性格の違いを感じたし、それぞれに良いところがあって、
授業を進めていて、「乳幼児期の教育が就学後の基礎になる」っていうのを知って、
「それなら海外の子は乳幼児期の教育も違うのかな」と気になりました
こういう時は、「先行研究を読む」が一番だから、まずはそういう本とかを探してみたいと思います