妊活映画の「ヒキタさん!ご懐妊ですよ」
最近夫が見て教えてくれて、一緒に見た映画です
ヒキタさん(松重豊)という49歳のいたって健康な男性と、
ひと回り以上年下の綺麗な奥さん(北川景子)と楽しい夫婦生活を送っていたある日
『ヒキタさんの子どもが産みたい』
奥さんのこの一言から妊活がはじまります
タイミングをとって頑張っていてもなかなか授からず、ついに不妊治療をはじめる事になり
検査したところ、原因はヒキタさんにあって、
なんと老化による精子の活動低下
こんなに健康なのにと訴えるも…
悲しいかな結果を突きつけられてしまいます。
そして、ここからヒキタさん夫妻が子どもを授かるための数年間が描かれます
ネタバレになるので、「授かれたか」「授かれてないか」はここでは書きませんが、
アマゾンプライムで見れるので、気になる方はぜひ
妊娠してコロナ禍でお出かけもできないので、アマプラにはかなりお世話になってます
この映画のすごいところ
まだあまり知られていない不妊治療のことが、
めちゃくちゃ具体的に描かれています
不妊治療に掛かる高額な費用
人口受精・顕微授精の方法
卵子採取から着床までの女性の身体的負担
古い考えで「人工授精は恥ずかしい」と言われること
「顕微鏡ベビー」とバカにされること
苦しむ妻を見て「自分のせいで」と自分を責めるヒキタさん
受精しても、安心できるときは来ないこと
これ重要
妊活のつらさを現実的に描いてるな~という印象
だがしかし、女性側の毎月の辛さとかをもっと描いてくれても良かったな~と思いました
不妊治療って、体の負担も大きい上、車が買えるくらいのお金をバンバンかけまくって、
痛い治療をしても、妊娠できる保証はどこにも無いですからね精神にくるんです
日本の出生率とか考えると、どう考えても、もっと助成や制度があっても良いと思います
だけど、不妊治療のつらさって、実際に経験したことのある人しか分からないから、
そんな意味でもこの映画は素晴らしいな~と思いました
妊娠の奇跡を感じられる映画でした
ちなみにうちの夫は、妊活を始めた頃、
プレグナクトっていう郵送で精子の状態を検査できるキットで検査してました
「いきなり病院に行くのは抵抗がある」っていう方でも、
これならハードル低いと思います



