諸々の事情で長らく新作白衣を出しておりませんでしたが、
営業で出向いたおりに、いろいろなドクターとお話する機会があり、
新作白衣のデザインをあたためておりました。
これから、この秋に展開する新作白衣の製作過程をブログでご紹介していきたいと思います。
第1弾 レディス白衣 「スタンドカラーのIラインドクターコート」
スタンドカラーといえば、レピウスには、人気のスタンドカラーXラインドクターコートがあるのですが、その後継として、よりクールでシックなデザインを心がけました。
着丈は短めで、デザインポイントの衿は、スタンドカラーなのですが、単純なスタンドカラーではなく、スターカットの形状にしています。
また身頃はレピウスでは初めて2面構成のパターンにして、肩から縦にダーツをいれることで、シャープなデザインを生かしてバストの処理をしています。
<スタンドカラー!ラインドクターーコートデザイン画>

女性らしいフォルムを出すためには
デザインのこだわりは、2面構成のパターンで、どこまで女性らしい、エレガントなフォルムを出せるかというところです。
バスケットボールを想像していただけるとわかりやすいのですが、平面の布は、沢山のパーツで構成されるほど、立体的な曲面が出し易くなります。
ただし、あまり縫い目が多くなると、布の流れを止めてしまうことになるので、いかに少ない切り替えで、立体的な曲面を作り出すかは、服作りの腕のみせどろころでもあります。
いままでレピウスのレディス白衣は、4面のパネルライン構成が基本でした。女性のバストの高さ、ウエストのくびれ、フレアーの入ったAラインを出すには、4面パネル構成が適してると考えたからです。一般的な婦人服のコートやジャケットなども、4面パネル構成が主流かと思います。
しかし、今回は、一からパターンを作って、2面構成の新しいシルエットに挑戦しております。
肩から、バストに向けて、ダーツを入れることで、よりシャープなイメージになっているかと思います。
ちなみに、高級白衣の先輩である、C社さんやI社さんなどのレディス白衣では、3面構成が基本のようです。
これは、彼らバックボーンがメンズの紳士服にあることが大きな要因と思われます。
次回は、パターンのお話をしてみます。