明けましておめでとうございます!

今年も頑張って昆虫の魅力をご紹介していきたいと思います。

よろしくお願い致します!

 

早速新年初ブログでのご紹介をさせて頂くのは、アゲハチョウ類に分類されるナミアゲハです。

 

ナミアゲハ、その美しい姿と舞は多くの人々を惹きつけ、その生態に興味を持つ人々の間で知られる存在となりました。

今回は、レピドプテラ愛好家の川西正芳が、ナミアゲハの魅力に迫り、その生態や特性を詳細に掘り下げていきます。

 

レピドプテラとは、蝶や蛾を含む昆虫の一種を指す学名です。

その美しくも複雑な生態系の一部を理解することで、自然に対する新たな視点を得ることができるでしょう。

その魅力を紐解く旅に、皆さんをお誘いします

 

この記事を通してナミアゲハについて詳しく知ることで、自然界の壮大さと脆さ、そしてその奥深さを感じて貰えると嬉しいです。。

それでは、このレピドプテラの世界へ、一緒に飛び込んでみましょう。

 

 

体の特徴は?

 
 
ナミアゲハは、その美しい姿から多くの人々を魅了する昆虫です。
全体的な色合いは薄い黄色と黒が主で、翅の後ろ部分には青やオレンジ色の模様が生えています。
その大きさは季節により異なり、春に見られる成虫よりも夏に見られる成虫が大きい傾向にあります。
 
 


また、ナミアゲハとキアゲハの成虫はよく似ていますが、翅のつけ根の模様で区別することが可能です。
その卵は薄い黄色で、約1mmの丸い形をしています。
 
 
 
幼虫の段階では、初期の頃は鳥の糞のような黒っぽい斑点模様が特徴的ですが、成長すると足の上部に白い斑点が散らばる鮮やかな緑色に変化します。

さなぎになると、大体3cmほどになり、その色は環境や季節により緑色あるいは茶色になることがあります。

 

成長過程は?

 

まず、ミカンやカラタチ、サンショウなどの植物に卵を産み、孵化した幼虫はこれらの葉を食べて成長します。

 

その後、4回の脱皮を経て終令幼虫になり、さなぎへと変わります。

特に秋に孵化した幼虫は、ほとんどがさなぎの状態で冬を過ごし、春に成虫へと変身します。

成虫として活動できるのは年間のうちの4月から10月までで、公園や畑などでよく見かけます。

 

 

 

 

また、花の蜜を吸うことでエネルギーを補給します。一方、幼虫は自己防衛のために、効果的な戦略としてオレンジ色の匂いの強い角質を出すことがあります。

 

 

如何でしたでしょうか?

次回は、あまりなじみがない方も多いかもしれませんが、ウラジャノメについてご紹介したいと思います。